SO@過去の自分に伝えられるなら

傷つきたくないから探してる/不定期更新/備忘録&日記

ヨウジ訪店記10

お久しぶりです、SOです。

 

訪店記も久しぶりですね。

 

ギャバ袴以来の店舗購入です。

 

前回はこちらから↓

arihuretajinsei.hatenablog.com

 

そうですねえ、久しぶりではありましたがシーズンは隔てていないのでそれほど目新しさを覚えることはありませんでしたが、なかなか想定の範囲外なアイテムを知る機会があったりと相変わらずワクワクしてました。

 

一応、お目当としては「前布垂らしパンツ」というラップパンツの別布部分が前にのみ付いているといったもので、大好きなラップパンツの(個人的にそう思う)欠点である後ろ別布への引っ掛かりやシワへの気掛かりがなくなるという意味でベストライクパンツになり得るのでは、という期待を抱いておりました。

 

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(17SS look参照)

 

あとは、コットンのジャケットでもあれば良いかなと。

 

コットンのバルーンパンツも、これまで語ってきた汎用性の高いバルーンに洗濯対応の(一応コットン製でも洗濯タグの表記は洗濯不可とのことだが)コットン製という最強の候補ではあったんですが、ぶっちゃけ素材違いとはいえ同じシルエットのパンツ持ってるし目新しさの観点からすると面白味がなくテンション上がらんなぁって葛藤があって、今回諦めました。

 

では結論から述べますと、コットン製のテーパードクロップド?パンツを買いました。

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(シワはすみませんね)

 

俗称が付いているわけではないみたいなので何とも呼べないのですが、定番で言うところの紐パンツに一番近いタイプです。

 

着画でお見せするのが良いんですけど、絶妙にドレープ(ゆったり感の演出)が入る感じとか、正面から見ても側面から見ても綺麗なテーパードシルエットを維持してくれるのが決め手でしたね。

 

まぁ、難点は合わせるサイズ感の上物がギャバのジャケットしかないことぐらいでしょうか。

 

あの、期待していた前垂らしパンツはウエスト的に断念しました…。

 

ギリギリ入ったんですけど、ウエストはゴムなしだったので、半端丈の感じも、幅があって肌と接しない感じも良かったんですが、ウエストキツいんじゃ入っても快適じゃないなということでやめました。

 

服の為に痩せたいなとn度目に思ったのでした。

 

まぁ普通に想定よりお値段して金銭的に厳しかったのもあるんですけどね(税抜き67,000円だったと思います)。

 

同列の並びとして担当さんがレーヨンとウールギャバの二重になった短パンを推して下さったんですけど、シルエットや肌触りは良かったものの短すぎて合わせが難しかったのでやめました。

 

何事も考えるよりまず体験、体感して勉強するべきなので、想定外からの提案がありがたいこともあるのですが、あまりに好みと合わないものの推しが他よりも強めだと、避けるための対処法が分からずに困ることあるなぁとたまに思ったりはしますね。

 

なんていうか、金銭事情もある程度把握していて頂けているのでまだ優先すべきアイテムは他にも山ほどあるという事を分かっていただけたらなと。

 

短パンが滅多に出ないので次にいつ手に入るか分からないというのも分かるんですけどね。

 

次に、お目当が断念ということでテンション下がってしまったので、今後のためにと色々なものを試着して勉強することにしました。

 

コットンジャケットはおそらくラグランスリーブで楽なものの丈が長くて身幅もあるので合わせるパンツを選びそうとか、テンセルシャツはとろみとツヤ感は良いけどサイズ感的に野暮ったく見えるとか、レーヨンと麻の2種の半袖ロング丈羽織は想定外の良さだったもののお値段張ってたり。

 

なかなかに一長一短でピタッとくるのが見つからんかったですね。

 

レーヨンの半袖ロング丈羽織は少し前に伺った時に試着したマント羽織と似て野暮ったくならない重ね着の演出として良かったので発見ではありました。

 

あくまで不満じゃないんですけど、ウールギャバは素材の価値が高いみたいな文言をよく聞くんですけど、じゃあコットンやら麻は相対的に安いかっていうとそうでもないし、それらは天然繊維だからまだしもテンセルとかレーヨン、ポリエステルでも安いわけじゃないのがなんか納得いかんのですよねぇ。

 

いや、再生繊維とか化学繊維の中にもランクがあってその最上級を採用してるとかそういう事情があるのかもしれませんが、そういう話は聞いたことないですし、手頃な価格が売りじゃなかったっけそういう繊維ってって気持ちが…。

 

無論、原価率で語れないだとか、加工に手間が掛かるとかそういうのは分かってるけど、ならウールギャバの素材費だって話に出すなよって理屈な訳で。

 

今期のラップパンツでポリエステルタフタ100%の物が出ていて、私が18SSで購入したものとパターン(シルエット、形)が全く同じ(ウールギャバ)だったんですけど値段にほぼ差がなかったっていう。

 

厳密には記憶していないのでアレですが、あっても5,000円以内。

 

こうなるとちょっと不信感増すよね、ってのはあったかなぁ。

 

戻りまして、トップスがパッとしなかったので、コットン製パンツ試すかと、紐パンツ系統のを3種類くらい試着して、中ではキレイ目のに落ち着きました。

 

系統ど真ん中の紐パンツも試着しようとしたんですがサイズ3は売り切れで、サイズ1はウエストが入らなかったですね〜…。

 

そういうの恥ずかしいですね。

 

ぶっちゃけギャバの紐パンツは既に所持してるのでコットンバルーンと同じくテンション上がる選択肢ではなかったんですが、家庭教師先のようなフォーマルな場には必然的に履いていけるヨウジのパンツがその系統しかなく、尚且つ持ってるパンツの中でギャバ紐パンツだけは裏地有りなので夏に向けて対策必須だったのです。

 

おまけに、これまたお恥ずかしい話ですが、脚が太いせいで股ズレを起こしてラップパンツと紐パンツに関しては股の部分の生地が摩耗してきてるんですよね…。

 

ラップパンツはなんとかバルーンや袴のように同列の選択肢があるので良いですが、紐パンツは同列の選択肢がなく休ませられなかったので仲間として購入しました。

 

まぁ、夏に向けて素材切り替えとして購入したのでシーズン期間は休む暇ないんですけど…(苦笑)。

 

んで、変な話ですけど、部屋着とか特殊な場面は除いて、約1年ぶりくらいにウールギャバ以外の素材のパンツ履いたんですよね、思えば(笑)。

 

その感動も後押ししました。

 

感動っていうのは、ウールがダメとかいう話ではなく、これまでとの異素材の肌触りに対しての新鮮味という意味です。

 

肌弱いのもあってウールは本来良くないのと、洗濯はもちろんクリーニングにも出せてないパンツしかなかったものですから綿のサックリサラサラな質感にハマりました。

 

やはり洗濯できるのはデカイです。

 

そうそう、小ネタとして担当さんから聞いたのは、店舗で買うと同じ生地の当て布が付いてきて、私はそれまでそれは補修のための物かと思って大事に取っておいていたんですが、補修しようにもツギハギになるので用途としてはそのアイテムを洗濯するとこうなりますよというお試し生地として付いているらしいです。

 

ブランドとして洗濯タグの表記を証明するためというか、だから言いましたよね?と言えるための策ですよね。

 

ギャバならウールでも洗える」とはたまに聞いていましたが、さすがに自分のアイテムで試す度胸はなかったので、早速当て布を一つ試しに洗いにかけてみました。

 

結果、一度の洗濯だけなのでそこまで影響はなかったのか、洗濯前の10cm×10cmからほぼ変動なしでした。

 

風合いが若干ダウンしたくらいかな?

 

あっ、ちなみに洗剤はナノックス使いました。

オシャレ着洗剤でも良かったかもですね。

 

ぶっちゃけですが、ラップパンツや袴みたいなパターンが凝ってるのはさすがに色々と怖いのでナシですが、バルーンなら洗濯かけるの有りかもなと思ってます。

 

あれは遠慮せずにガシガシ履いてますし、まぁ他よりはお手頃な価格ですし(中古市場でもめちゃくちゃ見かけるし)、シワはむしろプラスに作用する系でもあるので、良いかなと。

 

定番なのですぐ手に入るでしょうし。

 

2〜10回くらい当て布を洗濯かけては干すを繰り返し、別のウールギャバの当て布はオシャレ着洗剤使用で同じ条件で試すとかもしてみましょうか。

 

ホントね、こんだけお高いキレイ目な洋服でそこそこユーザーいるのに適切なお手入れの方法は全然情報共有されてないし、たまに見つかるヨウジブロガーの方も言及はなさってないので大いに価値はありそうです。

 

もちろん色んな店員さんに聞いてはみてるんですけど、特に統一された最上の手入れ法があるわけでもないらしく、「帰ったらハンガーに掛けてブラッシングして消臭スプレーかけるくらいで、本来は月一くらいでクリーニング出したいけど普段考えてワンシーズンに一度出すくらい」ってのがほとんど同じ意見でした。

 

たまに色々と試してみて、ギャバでも洗濯かけたり、洗濯タグの表記に従わずに自分なりの解を模索しているという人はいました。

 

まぁ、服にとって洗濯だろうがクリーニングだろうが、いくら汚れを落とすとは言っても負担かける行為なのでしないに越したことはないのだと思いますが。

 

近々、ようやく初めてのクリーニングにも出せたらなぁ(金欠)とは思っているので、そのレポートも。

 

予定としては、白洋舎のロイヤルクリーニングだかなんとかって上のコースに出してみます。

 

こういうのがいわゆる「維持費」ってやつですよね。

 

「高級車買えたとしても維持費がエグい」みたいなのはよく聞きますが、服はいかほどなのか。

 

ガソリンないと役立たず、みたいなことはないので維持費0も可能といえば可能でしょうが、適切と思しき管理はしますよ。

 

って、訪店記からは話逸れましたがそんな感じです。

 

SS期間中に抑えたいのは、シンプルなレザーベルト、香水、デザインカットソー、夏向け羽織、コットンパンツ、くらいかな。

 

それらならお値段的にもなんとか行けそうです。

 

「野暮ったいシルエット」という「感覚」さえあとは共有できればよりよい提案を頂けるのかなぁという点くらいが担当さんはじめ、他の店員さんへの希望かな。

 

ヨウジは重ね着、とか、ドレープ感、とか、靡きが、とか、そういう大枠としての文言やイメージは分かるけど、それを私に当てはめた時の現実としての見栄えが果たして「似合っているかどうか」まで本音で口出ししてもらいたいな、なんて。

 

いや、嘘ついてるとかそうは思ってないですけど。

 

いや、単純に私の好みがカッチリキッチリだというだけなのかもしれないですけどね。

 

あー、帰る前に来期の話を軽く聞きましたが、やはりコレクション物はどれも軒並み高いそうです。

 

唯一狙ってた辞書ラップパンツもウールギャバ素材で約15万らしいです。

 

文字とか色々と手間かかってるでしょうからアレに対してのそのお値段が妥当だとは思いますが、私が履く上で買うかどうかは少しハテナですね…。

 

他に買う予定もないので貯めれば買えますけど。

 

ちなみに確かD納期で8月中旬から下旬に入荷とのことなので、あまり時間に余裕はないですね。

 

お取り置き発動して9月のクレジットカードが有効な感じですか。

 

もし買うとしたら、それを境に一旦クレジットカードは全部精算して自転車操業をストップしましょうかね。

 

いや、そんなん言ってもどうせコレクション外で欲しいの山ほどあって無理でしょうけど。

 

でも、服以外にもそろそろお金投じていきたいかなぁ。

 

服で金銭感覚ぶっ壊れましたけど、逆にいえばそのおかげで他分野の良いと思ったものには遠慮なく投じれるのでそれは大きいかなと。

 

たかが知れてるというか、いうてヨウジのカットソーよりも安いですよね?みたいな(いやらしく聞こえたらすみません)。

 

質より量を重視してきた「食事」も今なら5,000〜10,000は払えそうです。

 

むしろ、いい歳になってきましたから、そういういざという時の為の選択肢カードを増やす意味でも行かなきゃならんですね。

 

ありがたいことに飲食バ先の社員さんによく勉強として連れて行ってもらってはいるので上手いこと使い分けというかカバーできてはいますけど。

 

いやー、あのー、集団とかは苦手なので厳しいですが、私含めて2人か3人で交流はしてみたいです。ヨウジ着てる人で。

 

リアルな声を聞いてみたいし、まぁこういう記事の感想も聞きたいし。

 

このブログ起点でそういうのできたら嬉しいなぁ。

 

Twitterも開設してますのでブログにコメントは難易度高かったとしてもそっちでお気軽にご連絡下さいませ。

 

あっ、あと購入品紹介は基本的にはプロパー購入品はリアルタイムで更新して、中古購入品は更新しないか前みたいに1年間の総括でまとめて紹介にする予定ですので。

 

それでは。

 

 

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その他大勢が認知するまでの時間差の中で

こんちにはSOです。

 

先行者利益。

 

ようやく、ホントようやく、謎だった自分の感情の理由が理解できた気がするので書いてみようかと。

 

最近、一般人層にも、ヨウジヤマモト愛用者層にも幅広く認知されつつある「落合陽一」さん。

 

過去にも話したことがありますが、まだこんなにも認知される前の、具体的にはいつだったかな?

 

神戸電子専門学校にて彼の講演会があった際に足を運んだのですが、それは知ってからすぐの出来事だったのでその1〜3ヶ月前ですね。

 

私が彼を初めて知ったのは。

 

当時はまだまだこんなには認知されておらず、たまったま本屋巡りの最中に見つけた、彼の著書である「これからの世界をつくる仲間たちへ」を手に取ったことがキッカケでした。

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(↑調べたら初版だった笑)

 

その頃から本は手に取って買うものの大半が積ん読な中、あまりに興味深くて即座に読み進め、興奮したことを覚えています。

 

そしてTwitterで検索かけて講演会情報を知り、行っては、続いて京大にての講演会にも足を運び、

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今ではYouTubeにはホリエモンひろゆき西野亮廣などと並んでビジネス論客扱いな切り抜き動画が量産されていますが、NewsPicksというサイト(アプリ?)の一つのコンテンツとして配信されていた「ウィークリー落合」の動画を上がっている分は全て視聴し、人生にとってものすごい刺激になっていました

(この辺の細かい時系列は覚えてないです)。

 

一般層の認知としては、その後すぐに放送された情熱大陸の「カレー飲み」のインパクトや、過激なツイートや、間空いてNEWS 0のコメンテーターとして出演した際の「着る服ないの」セットアップが物議を醸したりと、話題には自然となって行きましたと。

 

仮にですが、私を古参認知者と定義すると、一般層にも広く知れ渡ったのには悲しさというか、残念感というか、言いようのない「自分だけのものにしておきたかった感」があるんですよね。

 

要するに、本来、私に対して生じることのない不利益を与えられたかのような「負の感情」がそこに生じたかのような。

 

よく耳にする話なら、有名になる前の音楽アーティスト、バンドを古参として好きだったのに、有名になるにつれて、TVなんか出るようになっちゃった事なんかを遠く感じたり、何か変わってしまったように感じるアレと一緒かなと。

 

また、個人的なもっと昔の話を具体例として出すなら、ゲームを買ってもらえなかった時代にたまーに買ってもらえたコロコロコミックの広告欄で見つけた「パタポン 」の広告に面白そうという感情を抱き(全く有名でもなく他人づてに話を聞いたことはなかった)、たまたま親友の姉だか兄だかが持っているとのことでやらせてもらって、どハマりし、しかしPSPすら持っていないので放課後に会ってはやらせてもらっていたのです。

 

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(これはPS4のパッケージですが…)

 

私発信で親友やその他友人も「パタポン 」にハマり、そのことが快感でした。

 

それからまもなく2が発売されるという話になり、それからですよね、なんだかよく分からない嫉妬のような負の感情が湧いて、ハマった友人達に買って欲しくないなと思ったという話。

 

直接的に「買うなよ!」とか言ったりはもちろんしてませんが、自分はできないのに(発売してすぐはさすがに借りることもできない)周りは毎日のようにでき、自分発信で伝播したものが他人発信のコンテンツになってしまうことへの不安や嫉妬だったんでしょうね。

 

それは中学1〜2年の頃の話でした。

 

続いて、確か高校2年の時の話。

 

1年の頃まで漠然と医学部志望を掲げていたものの現実勉学に身が入らず成績が出なかったことから3者面談などを経て他学部志望にするという話になり、なんとなく建築学部と決めたものの大学はどうするかという話になって迷っていた時、当時3ヶ月だけハマった「SKE48」が名古屋のグループということで名古屋大か名古屋工業大学にしようと思い立った過去があり。

 

早速、名大のオープンキャンパスに行ったり、当時やっていたmixiで知り合った愛知の子とオフ会したり、2、3度行った程度でしたが、もはや私の土地だと言わんばかりの愛を持って名古屋への憧れを強めていました。

 

(ちなみに名古屋の駿台に浪人先として通うことにしたのはこのことが影響しています)

 

田舎の高校生なんて家族旅行でもなければ気軽に都会に出ることはないのでたったそれだけのことでも大きな出来事なのですよ。

 

それで同郷の周りの人間が名古屋について語ったりするのを耳にすると(大学受験においてや、買い物において)、先述してきた負の感情を抱いてました。

 

はい。

 

今回は抽象的ですみませんね。その上、少し気持ち悪いというか、頭おかしい、悪いと思われてても仕方ないかなと思います。

 

さて、本題はそのような感情の理由が分かったからなので敢えてさらけ出して書いてきたのですが、結論としましては「先行者として周りとの時間的差分利益を有効活用できなかったこと」に尽きるかなと。

 

簡単に言えば、「周りが知らない事を知った」という単なる事実を相対的に上回ったと解釈したことで、「他人が知った情報になる」現象が起きると本来+だったものが0に戻るだけのことを事実以上に相対的に下回った気がしてしまうことで、自分の矮小さを嫌が応にも感じることの反動としての感情だったんだなと。

 

0→+→0   0→+→--

 

分かってましたが、要するに意味不明な嫉妬なんです。

 

なぜ、意味不明でいてそんなにも負の感情として大きなものなのかというと、恐れているんですね、少なくとも私は。

 

何をかって、それは私が対象に素晴らしいと感じただけの正の感情を覚えた時にどれだけのメリットが当人に生じてしまうのかということに対しての恐怖なのです。

 

追いつかれて追い抜かれる。

 

なのでここでそれに対しての対処法の結論を言うならば、「周りよりも先行者として時間的に相対的なメリットを享受した時は周りとの差が時間的に縮まってしまう前にメリットとして具現化/具象化してしまうこと」なんだろうなと。

 

具現化/具象化とは言っても曖昧で現実味はないとしても、良いものを見て「良かったなー、良かったねー」で済ませてはいけないといいうこと。

 

例えになってるか分からないけど、ZOZOの前澤社長が月に行ったとして「いやー凄かったよ!」の一言で済ますわけがないんですよ。

 

そこで受けたイメージや衝撃を何か形としてビジネスに応用するだろうし、そもそもそういうことを公表してるだけでも宣伝効果が生まれていたりと、そういうことなんですよ。

 

月旅行だって、今は先行者なだけで、時間が経つにつれて私たち一般人も行けるようになるでしょうし、現時点で最も分かりやすい先行者利益の具体例かもしれませんね。

 

だから、落合陽一を知って凄えなぁ人生変わったなぁって思ったのなら、その時に具体的な行動にその感情を乗せて何かしないと、ただただ知識があるだけの老害的意味合いの嘲笑の対象としての「古参」になってしまうんだろうなと。

 

そのこと自体は周りとの差がつかなくなった今からでも遅くない、どころか遅いという概念すらないことなわけで、相対的にじゃなく、私という絶対的な存在にとっていつからでも取り組むべき事象なのだと。

 

ヨウジヤマモトが今まで以上に愛用者が増えるのなら、先行者な今のうちに自分のスタイルを確立して後攻者に抜かれない地位を確立し、そのことをより他の分野にも伝播させていくべきなのだろうなぁ。

 

ってか、ヨウジヤマモトも最近購買層以外の一般の方の目に触れる機会増えてきた気がしますよね。

 

自分が知ったから目につくようになっただけなのは否めませんけど、GroundYの有名どころのコラボとか、ニューエラと乃木坂のコラボとか、インフルエンサーによる着画や紹介とか(YouTubeTwitterInstagram、TV)。

 

それこそさっきから名前を出してる落合さんもずっとヨウジヤマモトを着てるのはめちゃくちゃ知名度アップに貢献してるだろうし、私もその一人ですし(笑)。

 

享受した先行者利益は先行者として、その利益を形を変えて利益として配布する分野先駆者へ。

 

それしかこの負の感情に対する戦い方はないと思いましたという話でした。

 

 

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[追記](おまけ)

投稿して数日、ふと気付きましたが、ペルソナもそうですね。

私はペルソナ4ザゴールデンを発売日に購入したのがこのシリーズの始まりでしたが、買った動機はたまたま寄った地元のGEOに張り紙してあったのを見て一目惚れってのも変ですが、ピンときて購入しました。

それっきり、そんな買い方をしたゲームは記憶にはありませんね。

しかし、5発売されて、スピンオフ作品のダンスゲー、最近はスマブラにジョーカー(主人公)が参戦、秋にはシリーズ続編発売で、今日はTwitterのトレンドにペルソナ無双がランクインと…。

素晴らしい作品ですし、一番好きかもしれないですし、そりゃオススメなんですけど、自分と互角やそれ以上に熟知したり熱く好きな人とか増えるって考えると相対的に自分の価値が下がるような感覚になっちゃうんですよね〜。

まだ自分発信をキッカケに好きになりました!とかなら自分への正の感情が世に生じるのですが、なんて。

で、よくよく考えればおそらく「独占欲」なのかなと。

的確な言葉が存在してたじゃんて(笑)

まぁ、その根本理由として「恐怖」があるのかもしれませんが。

ジメジメした感情だなー。

逆に、みんなの好きなものを私が好きになりまくって恐怖の存在になってやろーかなー、なんてね。悪くない。

 

 

 

ヨウジヤマモト1年間の総括(その2)

こんにちはSOです。

 

一応前回記事を受けての続きとなります。

arihuretajinsei.hatenablog.com

 

 

さて、今回は1年を振り返っての感想や学びを記すつもりですが、初心者の方向けの指針(個人の意見)も残してみたいかなと思っています。

 

別にしようかどうかで迷ったんですけど、「初心者向け〜」みたいな題で出そうかなぁとか。

 

振り返る中で整理も込みで記すのがやり易いかなと思って一緒にしました。

 

ただ、自分が門を叩く?際に苦難して情報を探した時を思えば、そういう方の目につくのか不安ではありますが、単語でヒットするかな?

 

まぁ、書いてきます。

 

 

○振り返って思うこと・感想

もうヨウジを着ずには生きられない身体になってしまいましたね(笑)

 

帰省した際も、小旅行の際も、毎日の学校も、家庭教師先も。

 

たまに誘ってもらえるサッカー等の運動時や、飲食のバイト先での清掃時間の作業着にはY-3で対応してます。

 

Y-3とs'yteでの購入品はまた別で振り返りを写真とともに載せようかな。

 

よろしいとは言えない素行(留年)のせいで父親には「そんな大学生じゃない格好してるからや」とか変に結び付けられたり、友人曰く「一緒に買い物等で出歩くと目線が集まってるのをひしひしと感じる(笑)」と言われたり、まぁなかなかに偏見や物珍しい目で見られることはありますが、もう慣れましたね。

 

下宿先は狭い街なので、出歩いて出会う人にそういう服装の子って認識されてるのは良い意味で作用してますし、私にとってとても大きな「自己の確立」というテーマを果たせた実感はあります。

 

それまでの服装は、いわゆる常識的な意味の「普通」の範疇に収まる範囲内で色は好みの青黒白をメインにはしていたけれど、特にテーマ性もなく、普通という意味でそれっぽくて、楽であることを優先順位の上位に位置付けて服を選んでいた当時とは決別しました。

 

「内に抱える思い」と特に一致しない外見。

 

むしろ、普通の枠内に収まらない体格、体型で日に日に増すコンプレックス。

 

外見だけは普通に寄せても、中身は周りを敵と見ての素振りをし、居場所のない学校という名の社会。

 

そういった暗い思いはヨウジが消してくれました。

 

むしろ、そういう生き方を肯定してくれ、自分という居場所をその場に作ってくれた。

 

そういう感覚があります(伝わらない気がするけど)。

 

こんな言い方をしてしまっては、そういう暗い闇を抱えた人が着るものといった印象を植え付けかねないのでそれは否定します。

 

むしろ、Yohji Yamamoto pour hommeのコンセプトとして↓

「デザイナー山本耀司の世界観を最大限に服のクリエーションで表現しているメンズブランドです。
1984年よりパリコレクションで発表しています。
山本の考える男性像は、社会の規範に縛られることなく
自由な精神を持つ”何者だかわからない“男たち。
ダンディでありながらどこかコミカルなユニークさが漂っている男たちです。」

(公式サイト引用)

と記されるように、「個」を確立した人が纏う(まとう)ような服なので私はまだまだ到達できていません。

 

逆説的に、纏うことで自分ができたと感じているわけですからね。

 

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(↑私の中での「ダンディでありながらコミカルなユニークさが漂っている」イメージ像そのまんま)

 

でも、その一歩を踏み出したおかげで、自分が理想とする何かイメージが見えてきたのと、服にしても何にしても同じような高みの領域への興味関心や知識導入をもたらされたことはとても大きいのです。

 

簡単に言えば「良い物は良い」という価値観を手に入れた、ということです(同じく「良い物は高い、が妥当」であると)。

 

よく、そういう服を着ていると「そんなにお金かけてまで良く見られたいの?」とか「容姿に自信ないから/コスプレっぽいから着れないわ〜」と直接であるかないかに限らず耳にしますが(私に対してだけでなく)、客観的な部分はもちろん、主観的な恩恵が大きいということを理解できていない言葉だなと思います。

 

なによりまずは「着なさい」と。

 

あなたのその服は着るたびに心が昂ぶるか?と。

 

思考や集中力を削ぎたくないとか、面倒だから時短で毎日同じ服って考えに基づいてる人とかは別です。

 

着るだけで、もはや眺めてるだけでプラスの感情が生じるのですから良いのです。

 

それについて着ること・眺めること・考えること・買うことは単なる「お買い物」ではなく「趣味」なのです。

 

そして生活必需品という側面的には「生活」でもあるのです。

 

ザッと計算したところ、1年間で使った合計金額は100万ほどですか。

 

Y-3とs'yte合わせたら130万くらい?

 

それを高いと見るか普通と見るか安いと見るかはその人次第で、まぁ一般的大学生の身分で考えたら収入全額投資なんですけど(生活費の一部やそれまでにバイト代で購入していた物を売って投じたりもしてます)、良かったという気持ちしかないです。

 

ただ、じゃあ趣味として確立したのなら今後もそれを続けるの?と聞かれたら、それはさすがにないかな。

 

むしろ、矛盾するようですがはやく離脱したいですよ。

 

というのも、毎月毎月、飲食バイト先と家庭教師のバイト代と仕送りの入ってくる日だけを楽しみに生きてしまってますもん。

 

私が勝手に行き過ぎてるだけですが、クレカのやり繰りで疲弊したりもしてますし(支払い危なそうなら後から分割にするなど)。

 

一回一回の支払い金額がデカイのと、入ったその日か次の日には全部消えてますし、良くないですねその辺は。

 

現実的に今後の展望としては、あと1〜2年はその1にも書いたように汎用性が高めという意味で基礎アイテムの点数増量をメインにして、その後はコレクションルックのどちらかといえばデザイン色(強く言えば奇抜)を応用として毎シーズン一点買い足すくらいに落ち着くかなと予想してます。

 

大学生の身分と、卒業して単身で働いてと、あるなら結婚してからの立場、では可処分所得?が違うでしょうから実際はなんとも言えませんがね。

 

今ハマってるダーツもスタンド買って自宅で投げ放題なので、趣味としてお金はそんなにかからないし、あとは一人で公園か広場でボール蹴るか、誰かとキャッチボールしてるだけでも満足なので。

 

他は何でしょうねえ。

 

パンツによるスタイリングの幅の広がり方は大いに学ばせていただきましたね。

 

太さもここまで飛び抜けるとガンガンAシルエットできちゃうし、スカートとは違う魅力があるし、スカートはスカートでまだ履いたことはないけどこんなにも服を楽しめていたんだな女性は、と気付かせてもらいました。

 

アイテムで一番好きなのはパンツまでありますね。

 

ちなみに、この間服がよくわからないという方の話を聞いていたら「ズボンをパンツと言う風潮がいけすかん」と言っていて、これはまさに私もそうだったんですが、下着のパンツとはイントネーションが違うので許してくだせえ(笑)。

 

次!

 

○初心者・入門者向け指針提示=攻略法(個人の意見)

 

唐突な自分語りになりますが(いや全部そうか?)、小さい頃、ゲームの攻略本を作るのが夢だったんですよね。

 

売ってる攻略本を永遠と眺めてるのも好きでした。

 

でも、自分なりの解釈を混ぜたかったんですかね?

 

なんかマップとかアイテムとか(主にポケモンにおいて)、どうやっても市販の物には敵わないのに、まぁ勝とうとしてたわけでもないのですが、書くことが好きでした(完成したことはありませんが)。

 

それと同じ感じなのかなとふと思ったので攻略法と書いてみました。

 

ヨウジに関しては公式本とか他に解説してる方も特に見受けられなかったのでやる価値はその当時のゲーム攻略本よりはあるかな(笑)。

 

なんていうかな、「今の自分が過去の初心者だった時の自分に向けてアドバイスするならなんとするか」というテーマで書いたものだと思って読んでください。

 

注意点ですが、私はPOUR HOMME(プールオム)と呼ばれるライン(Yohji Yamamotoというブランドの中の区分けの一つ)での購入が主なので

、基本的にそのラインに関しての話になりますこと事前にご理解ください。

 

*価格帯

まず一番怖いのは価格帯じゃないですかね?

 

ヨウジの本ライン(プールオム)の商品情報を公式は出していませんから、セレクトショップで取り扱いがある品の価格だけは知ることができます。

 

が、そこそこアイテムには偏りがあるので、アバウトには知れるでしょうが、全ての品を見ることはできませんし、それっぽいからとメルカリやラクマで適当に買うことはやめた方がいいです(私の1着目はその節がある)。

 

さて、価格帯を語る上でまず述べなければならないのは、コレクションアイテムとコレクション外アイテムに二分できるということ(以下、前者:ルックアイテム、後者:ルック外アイテム)。

 

そして、後者はいわゆる無地アイテムになります(要するにブランドとしてのそのシーズンの主張、が抑えられている、もしくは主張したいこととは別のテーマで作られている)。

 

逆に言えば、コレクションアイテムはシーズン毎にテーマが決められており、例えば18AWは「女は怖い」、19SSは「サーカス」で、そういった主張テーマありきでそれを服に落とし込んで作られているので、どちらかといえばアートな側面の方が服としての側面より強いと思っています。

 

その導き方によれば、ルック外アイテムはヨウジヤマモトの精神を服に注ぎ込んだ物なので、諸々の主張は控えめで、純度高く服を楽しめるとは思います。

 

さて、それらは大雑把にですが値段も分かれているので、まずルック外アイテムの価格帯を表すなら

・コート 15〜20万

・ジャケット 10〜15万

・シャツ 3.5〜6万

・カットソー 1.5〜4万

・パンツ 5〜10万

・靴3〜12万

(↑スニーカー、短靴、ブーツ、サンダル?と色々)

と、こんな感じだと思います。

 

他にも香水とかネクタイとか小物系、靴下、ベルト、カバンも取り扱いはあるのですが、まだ手を出せていないか手を出した回数が少ないので正確性はありません。

 

その上で触れるなら

・香水 1万

・ネクタイ 1.5万

・アクセサリー 4〜10万

・靴下 0.5万

・ベルト 2〜2.5万

・カバン 5〜12万

のイメージです。

 

あくまで価格帯なので、それ以下もそれ以上も存在します。

 

ベストやマントもありますが、そっちは帯を語れるほど数を見てないのでホントに分からんです。

 

次にルックアイテム。

 

こちらはぶっちゃけまだ購入したことがほぼないのでより大雑把にはなりますが、

・コート 20〜3、40万

・ジャケット 15〜25万

・シャツ 7、8〜12万

・カットソー 3〜4万

・パンツ 7〜15万

・靴 5〜12万

てな感じじゃないですかね。

 

こちらも当然、それ以上もそれ以下も例外はあって、来期19AWは5〜60万もあるとかないとか。

 

そういえば、レザージャケットやレザーベストなんかはこれまた数が少なくて帯は語れませんが3〜4、50万で見かけた気がします。

 

どうですかね?玄人の方はこれみて間違いがあったら訂正情報頂きたいですし、初心者の方は想定通りか予想外という反応でしょうか?

 

価格だけを基準にとって一式取り敢えず揃えるってんなら、

ジャケット 10万

シャツ 4万

パンツ 6万

靴 4万

の24万程で正規店定価購入(プロパーと呼ぶらしい)なら揃う感じですかね。

 

夏想定ならジャケット省いて、シャツ→カットソーに変更すると、

カットソー 3万

パンツ 5万

靴 3万

の10万弱で揃うので、そう考えるとヨウジのイメージとしてはお手軽に揃うコーディネートもありますよと思いません?(そりゃあ10万もあればUNIQLOや大手セレショオリジナルアイテムなら2〜3コーデ組めるでしょうけど!)

 

夏想定は汎用性の高いウール素材はおいといて、コットン、レーヨン、テンセル辺りの素材に切り替えてみたパターンです。

 

というように、ここまで価格帯が広いのはデザインやパターンや素材の違いによるものです。

 

綿、テンセル、レーヨン、ポリエステル、麻、ウール、シルク、レザー、混紡、等々。

 

素材について触れると、ヨウジの定番というのか、最も表現の際に多用される生地はウールギャバジンという羊毛のギャバジン織(通称ウールギャバorギャバ)で、艶、丈夫さ、滑らかさ、着心地などなど、私もとても好きです。

 

ヨウジに関して調べ物してるとよくヒットするワードだと思います。

 

さて、月に予算いくらまでとか、週に何日着用の想定とかそこまで細かくパターン分けると文字数多くなるのでしませんが、私の辿ってる道ならば毎日着用想定で月8〜10万で揃えてます。

 

週に1日、2日土日だけだとしても、月に5万円は予算を割けないと楽しめないかなとは思いますね、ぶっちゃけ。

 

しかし、その1に記した通り、古着や中古を上手いこと使えばガンガン回せます(衣服に関する中古品が古着で良いのかな?)

 

メルカリ、ラクマ、古着屋など。

 

中古品に関しての買った時の値段をその1の方には残さなかったですが、ほとんどが定価の半額で購入できてます。

 

引用するなら、

「着る服ないの」青レーヨンジャケットは定価約21万円のところ、ほぼ半額の10万円で購入できてます。

 

逆に、今2019/04時点でウールギャバンジン100%フーデッドコートは6.5万円で出品されてるのを確認できますが、それは定価15万円で購入してたりもします。

 

過去のシーズンの作品のように既に店舗では入手できないものは中古市場で探すのは確定ですが、これだけは逃せないと思った現シーズンの品は店舗購入ですね。

 

そもそも生産数が少ないとか、私みたいに肩幅が広くて上物はサイズ4という少ない生産数のものしか着れないとか、そういう場合も。

 

って、こんなこと言ってしまってますが、真っ当なお客でありたいので基本的には店舗購入がおすすめですよ。

 

店員さんとの会話は楽しいですし、店の雰囲気は行かずには味わえないですし、ネットでは限られた情報しか得られませんので。

 

ただね、最近の(いやこれまでもだったのかは分からないが)入荷して割とすぐに大幅に値下げされて中古市場に出回ってくる今の流れを見てると店舗購入がバカバカしく思えたりするので、限られた資本を割り振る「消費者」としてはその場その時に応じた購入先を選びましょうとだけ言いますね。

 

あくまで私達は消費者に過ぎません。

 

*ブランド周辺の事情や仕組み

書いてて思いましたが、担当さんが〜とか、シーズンが〜、とか今では口走ってますが、初心者当時の自分を思い出すには知らんかったはずなんですよね。

 

なので、そこら辺も抑えておきます。

 

と言ってもどこからどこまでどうやって書こうか…。

 

あぁ、私の初訪店までの下準備と初訪店時の流れを書いてみましょうか。

 

まず、私は同じようなランクのブランドはおろかセレクトショップすらほぼすっ飛ばしたものですから、念には念をとWikipediaをはじめとして、ヨウジヤマモトで検索をかけて大雑把なコンセプトや知識を輸入しました。

 

ただ、やはりアクティブなユーザー(ヨウザー?)のリアルタイムな意見を体系的な文章の形式で確認することはほぼできなかったので、wearやTwitterといったSNSでアクティブユーザーを見つけては鍵付きリストに登録して眺めたりしてました(無知ゆえに話しかける勇気はなかったのと、当時の界隈の印象があまり良くなかったことに起因)。

 

そうして、有名どころの品名(袴パンツ、ラップパンツなど)、物怖じしない程度に価格帯への耐性(笑)、シーズンのコレクションルックを復習、などをしてから訪店しました。

 

コレクションというのは、パリコレクションのことで、毎年2回、春夏シーズン(SS=spring summerの略)と秋冬シーズン(AW=autumn winterの略)があり、SSは1月に、AWは6月にコレクションがあるわけです。

 

そこで発表された物が半年後に入荷されるんですね。

 

例)2019AW

2018/12/07 18AWの期間ながら19SSのプレデリバリー(少量ながら入荷開始)

2019/01/11 18AWセール期間→それが終わり19SSスタートの日

01/17 19AWコレクション発表

07月辺り 19SSセール→それが終わり19AWスタート

 

って感じ。

 

こういう1月の冬真っ只中、7月の夏真っ只中に春夏物、秋冬物を展開するのは別にヨウジに限らずUNIQLOでもそうなので知っておくと良いですね。

 

買い始める前に服について教わった、服に興味がありそこそこ知識のある親友ですらそのことは知らなかったようで、今でも「そんな時期に買ってられへんて〜」と言ってます(笑)。

 

そして、いざお店に入るわけですが、大抵1〜2人は店員さんがいるので、近寄って接客をして下さる方が基本的に今後も接客を担当する、いわゆる担当さんと呼ばれるポジションになります。

 

本拠以外の店舗でも最初に接客して下さった店員さんが担当さんポジとしてそれ以降も接客して下さってるので間違い無いと思います。

 

というのも、明確に定義されているわけではなく、「今日から担当させていただきます!」なんて宣言をされるわけでもないので、そういう暗黙の認識をそう名付けて呼んでいるというだけです。

 

某店舗では「いつも購入してる店舗の担当誰なの?」と聞かれたことがあるので、公認の概念だと思います。

 

担当さんがお休みの日は他の方が代理で接客してくださるので問題はありません。

 

どなたも名札を付けてらっしゃるので名前は覚えましょう。

 

さて、私は何も知らない(調べない)のは失礼かと思い調べてから訪店しましたが、中途半端に知ったような態度を取るよりかは何も知らないけど興味があるという意思を素直に伝えて教えてもらうのも悪くはないと思います。

 

次に、シーズン物の入荷情報ですが、当然ながら全てが初日に入荷されるわけではありません。

 

デリバリーAからスタートして、確かFとかGあたりまでに分けられて入荷されます。

 

厳密にどのデリバリーが何日にあって、次は何日後というのは分からないので、大雑把には担当さんに教えていただく形になります。月に1度、多くて2度ほどでしょうか。

 

そして、欲しているアイテムがどのデリバリーに入荷されるかも基本的には担当さんに聞くのが良いですね。

 

生産が遅れて入荷も遅れるのは割とあります。

 

シーズン初めの方で購入するともらえるルックブック(コレクションのルックが一覧で載っている)の最後のページにはそれぞれのデリバリー区と値段が載ってるのでそれを参考に資金積立計画を立てると良いですね。

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(↑18AWの)

 

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(↑18AWの最後ページの価格表)

 

ルック外アイテムに関しての一覧本はないので、担当さんに聞いてください。

 

ルック外アイテムはそもそもコレクション発表がないのでどういう物がいつ入ってくるのかは聞くしかないです。

 

*購入の順序とオススメ

これは人によって意見が分かれるところだと思います。

 

が、あくまで私の意見なので、それを踏まえた上だと、

まずは時期の指定から入った方がやりやすいので、春夏からを想定して(丁度今ですね)、ウールギャバ製のパンツを起点にオススメします。

 

中でもシーズン中に取り扱いが運良くあるならバルーンパンツ。

 

まず有名どころ、定番どころな主要パンツとして

・袴パンツ

・ラップパンツ

・カラスパンツ

・バルーンパンツ

・紐パンツ

とあって、中でもバルーンは汎用性高いです(詳しくはその1で)。

 

定価も6万と、ギャバパンツの中ではお手頃です。

 

パンツスタートでは他を組み合わせられない?

 

いや、例えば私はビーフィーTの白をインナーに、アウターとして無印の白シャツ、くるぶし丈ソックスに革靴でラップパンツにあわせるコーディネートしてました。

 

それ以降のパンツは先述の定番から選べば無難ではありますね。

 

あっ、ちなみにコレクションは後回しです。

 

特別な日のための晴れ着が、一目惚れして、とかそういう事情ならば飛ばして購入して下さい。

 

白シャツと靴はヨウジ以外でも合わせられるアイテムな方なので2点目もパンツでも悪くないと思います。

 

それか、アウターとしてのシャツも白よりは、らしさのでる黒の面積を増やす意味で黒シャツが良いですかね。

 

アウター感強めたいならビッグサイズかコート丈のコットンシャツ(ポケット付き)がオススメです。

 

私はこの辺で気づいたんですけど、他のブランドの黒色を合わせると発色が全然違って、客観的には目立ちはしないでしょうけど、主観で見回すと違和感しかなかったんですよ。

 

それで「早くインナーですらヨウジの黒が欲しい!」と思ってました。

 

補足ばかりですみませんが、定番品と書いたものの、毎シーズン確定で出るわけではありません。

 

素材違いの可能性もあるし、デザイン違いもあったり、パターンとして出る回数は多いというだけの話なのでご注意を。

 

出ても品切れは全然あり得ます。

 

そうこうして、秋冬に近づくにつれてジャケットや厚め/長めのパンツなど揃えるのが良いのではないですかね。

 

ちなみに、ウールギャバは名の通り羊毛なので基本は秋冬の素材です。

 

ただギャバジンなのでたかだか汗を吸った程度で縮んだりはしないですし(少なくとも自分のは)、カバーする季節は真夏以外は問題なしで、真夏も上記の理由で暑さを耐えればイケるので汎用性の観点から採用です。

 

暑いと言っても元々の幅のあるシルエットなので通気性は抜群なので、実質座った時と腰の巻きつけ部分(ベルト部分の肌接触)を我慢するのみです。

 

あんまり具体度の高い情報を多くは提供できませんでしたね。

 

逆に、聞かれる方が答えやすいです。

 

※予防線

「高額でもあるのだから、着たい服くらい自分で選べ」とかね「共有された情報の中から無難な物を選んだところで偽物、無個性」とか、そういう厳しいご意見も分かりますよ。

 

オススメなんて指針を示したら無個性化を助長するみたいなね。

 

でも、初めなんてなんでもそんなもんじゃないですか?

 

高額だからこそハズレは引けないでしょ?いくら自分で選んだからって。

 

個性論争はそもそも個性として認識される場が同じブランドのユーザーが少ないであろう各々のテリトリーなのだろうから良いんじゃないですか?

 

最終的な個性って、個性ある人間が着こなすことで生まれると思うので、アイテム先行じゃないと思いますよ、私は。

 

人によって着こなしも違うだろうし、真似事スタートから、ブランドを離れない限りは徐々に派生したり独自の進化を遂げたりでも良いと思いますけどね。

 

一番ダサいのは、逆説的にブランドユーザーともそれ以外とも被らないことを優先して奇抜方向にだけ振れた着こなしと選択をすることだと思います。

 

究極的に言えば、売れ残ったアイテムからしか買わなければ誰とも被らないんでしょうけど、そこまでしてる?したい?って話で。

 

○着てみてのメリット/デメリット的感想

*メリット(良かった点)編

・無敵感がある

着ている間は精神的に強くなった気がします。

 

・モノトーンは気分に左右されない

飽きがこないです。

 

・窮屈な感覚はない

服を着てて疲れません。

 

・シワや傷がプラス化する

スーツの様なフォーマルなキッチリカッチリの新品状態が至高でそこから下がる一方なスタイルとは対極で、味や雰囲気としてむしろ歓迎されるという意味(物にもよる)。

 

気持ちが高まるとか、触り心地や艶などの質が良いとか、その辺は挙げるまでもない。

 

*デメリット(よくなかった点)編

・汚れに気を遣う

お気軽に洗濯できる物ではありません。

 

・トイレは大変

小にせよ大にせよ布量が多くて汚れないようにするのが大変です。

 

・シワに気を遣う

ガサツに座ってつくシワは見栄えを損ないます。

 

・雨の日は憂鬱

革靴、レザーバッグは基本避けますし、ギャバとはいえウールであり、なおかつ生地量が多く面積が大きいので雨濡れは気になります。

 

・時や場所を選ぶ

気にしない人は気にしないけど。

 

・維持コストは安くない

これは服に限らずですかね。クリーニングや日頃からの手入れ(時間的)コスト、ハンガーやブラシ、ケアクリームのコスト等。

 

パッと思い付いたのはこれくらいですが、数としてはデメリットが上回ります。

 

ただ、それと同等のトレードオフとしての無敵感は手放せないのです!

 

あと600文字で1万文字到達するのであと少しなんか書きます(笑)。

 

○関連ブランド/他ライン紹介

自分が手を出した範囲だけ、少々ですが書き残したいと思います。

 

・Y-3

これは中でも語れることは多いです。

 

adidasYohji Yamamotoのコラボブランドで、スタイルはストリートです。

 

価格帯は

上着 4〜10万

カットソー 1〜2万

パンツ 4〜6万

スニーカー 3〜5万

な感じです。

 

Y-3に関してはZOZOTOWNでも取り扱いがあるので、そちらを参考にしていただく方が正確です。

 

ハッキリ言ってヨウジヤマモトとは別物です。

 

素材もコットンやジャージ素材がメインで、ウールギャバがメインのヨウジとはどうやっても別物ですね。

 

adidasとのコラボかつジャージ素材がメインとなるとスポーツ感あるのかと思いきや、あくまでストリートな普段着、街着がテーマなので、スポーツ向けは案外多くはないです(というより少ない)。

 

買ってる理由はヨウジでは対応できない場面でもヨウジの要素を纏いたいからですね。

 

運動時や作業時、要するに汗や汚れても洗濯可能で動きやすいためです。

 

余談ですが、最近キャップ(帽子)だけ、ベルトだけY-3のロゴが入ったものを着用している人をかなり見かけますが、そういう人たちは嫌いですね。

 

Y-3自体が異様なほどにどのアイテムにもロゴがバンバン入ってるのでアレなんですけど、そういう小物だけ調和もなく取り入れる感じが、それもロゴにおそらく惹かれてなんだろうなって思うとダサいかなと。

 

スニーカーだけ履いてます、は別だと思いますが。

 

・s'yte(/Ground Y)

ヨウジヤマモトのオンラインサイト限定ラインです。

 

簡単に言えばPOUR HOMME(以下オム)の廉価版です。

 

素材が違うので原価が手頃な点や、店舗を持たないので人件費や店舗家賃的がかからない点からお求めやすい感じです。

 

同じパターンで素材違いや、s'yteのみのパターンの服もあります。

 

たまに高い水準で代替可能なアイテムがオムの1/n(n=1,2,3・・・)の価格で手に入るので、それは注目してます。

 

ただ、あくまで私の美学?哲学?として、できる限り最上位の物を買うと決めているので、手が届く服に関してはオムを買ってます。

 

その辺特にない人はオススメです。が、試着はできませんのでご注意を。

 

また、オムの担当さんに聞くところによると、工場から何から違うので「質」という点においては確実な差があるとのこと(そりゃそうなんだけど)。

 

こちらも余談すると、Ground Yのロゴ入りトートバッグ持ってる人は結構見かけます。

 

こっちはベルト、キャップ派閥に部類されるので個人的にはアウトですね。

 

・discord Yohji Yamamoto

ユニセックスなデザインの小物メインのラインです。

 

とは言え、女性らしいデザインが多めな印象です。

 

ルックブックの表紙も女性ですし。

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小物というのは、カバン、リュック、財布、スカーフ、キーホルダーなどですね。

 

私はトートバッグを一度買ったのみなので、詳しくはないです。

 

カバンや財布などのレザーアイテムがメインなので価格帯は10〜20万とお高いです。

 

・BLACK SCANDAL

これはやや難解なのですが、これだけで店舗や取り扱いがあるというわけではなく、オムかFEMME(ファム)という女性版のラインの中でのライン?です。

 

簡単に言えば、オム、ファムの中でもデザイン色が強い物の分類区分名です。

 

とにかくデザイン物です。

 

オムと変わりないと考えて問題ないので、欲し買った物をよく見たらBLACK SCANDALだった、程度の話です。

 

 

と、そのくらいでしょうかね。

 

そこそこ語り尽くした気がします。

 

これはいつもの話なので今更アレなんですが、一文毎に改行してるので、ここまでの文字数になると逆に間延びして読みづらいとかあるかもしれないですね。

 

シュッとしたカッコいい文章は書けないので申し訳ないです。

 

○関連著書紹介

忘れてましたが、ヨウジに関して言語化された物が市販されているので、そのうち手に入れているものを紹介します。

 

どうしても服って解釈するにはアートとか美術的な知識がないと抽象的なので難解なんですが、それが識者によって言語化されたものを目に通す方がスムーズに理解が進むとは思います。

 

・All about Yohji Yamamoto from 1968 山本耀司。モードの記録。モードの意味を変えた山本耀司の足跡を探して。

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ひとこと:なるほど

 

・MY DEAR BOMB

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ひとこと:詩

 

・たかが服、されど服

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ひとこと:難しい

 

・服を作る モードを超えて

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ひとこと:オススメ

 

 

○後書き

一度止まると、構想が分からなくなるタイプなので一気に書き上げたんですけど、逆に、後から「あー、あれ言い忘れてたー」って思うことが多々。

 

そこから学習して、書きたいことをまず一覧として書き出すとか、スマホのような狭い画面では全体像を把握しながら書くのは無理なのだから、まずはリアルの紙に下書きするとか、そういう対策すべきなんかなぁとは思うものの、面倒になって遅くなるのもなぁと悩みどころ。

 

一番は小分けにすれば一つ一つの負担が減るので良いんでしょうけど、あんまり数も増やしたくはないのがあってですね。

 

ここまで書いといて今更ですが、こと細かに解説してんのも稚拙というか、野暮な気はしないではないんですけど、それでも当時の私なら知りたかったし、結論としては、私は乏しい情報でも一歩を踏み出して人生を多少は変えられました。

 

が、まずは何よりその一歩で悩み考えるより、「服」ですからとにかく「着て」何かを感じたり、考えたりすることの方が全てにとって良いことがもたらされると思います。

 

店員さん、みんな良い人ですから。

 

気になってた、ここまでの一連を「野暮」だと思う理由を思い出すために検索かけたら見つけたので引用しときますね↓

 

"WWD:「ヨウジヤマモト」の販売員に期待する接客はあるか?

山本:あったし、今でもあるけど、実現していない。青山店を作ったときのコンセプトは「できるだけ入りにくい店」。販売員はタバコを吸っていたりして、いらっしゃいませ、も言わずに感じが悪いのが理想。だって、客はもてなしてくれない方が楽じゃない?入りにくい店だから、ドアを開けて入ったときに勝負が決まっている、という感じにしたい。"

 

笑笑笑

 

まぁ、現実は店員さんは優しいし、穏やかな人しかいないから解説したくなるのもあったんですけど、本来のヨウジヤマモトの本質的なところから言えばそういうのはガキくさいというか、上記のようなくらいが丁度良いのかもしれないなって、心の隅で感じてた、思ってたんだと思いますね。

 

私のパターンは服にあらゆる価値観や個人を引き上げてもらったんですけど、初めの方に述べたように個性とか確立した人がその上に纏うのが良いのでしょうから、その意味ではそういうイカツイ店舗に入れるかどうか的な一線があるくらいがね。

 

反骨精神の具象化でもあるわけで。

 

周りを見渡せば、(女性服は分からんので男に限る)社会人は脈絡もなく歴史もなく与えられたスーツ、大学生以下はどっで見たのだろう真似事か中学生を引きずったままかの救いようのない格好。

 

自分だって例に漏れず、アバウトな知識と、外側の見栄えだけを意識して親に洗脳された範囲の金額の制約内で気にして買った服しか着てなかったわけで(過去の写真見返すと、まぁなんだかんだ色の組み合わせとか不潔感はなかったりはクリアしていた模様)。

 

最近、言われて嫌な言葉があって、初めに述べた「金掛けてよく見られたいの?」や「容姿に自信あるの?」はもう何も気にならなくなったんですけど、問題は「オシャレですね/だね!」っていう言葉。

 

いや、分かってる。

 

ヨウジに出会う前の自分でも同じこと言ってたと思うし、特に理解ある言葉を期待もしていないから仕方ないとも思ってる。

 

だからこそ、でも、オシャレしたくて着てるわけじゃない。

 

服に対する思いを切り捨てた人を除いて、自分を表現する服装の模索というのは標準的で常識的で本来はあるはずで(今、オシャレと言われてしまうレベルの服装は当たり前というか)、その中で何を着るかって話なだけだから、言ってもらいたい言葉があるなら「似合ってるね!」かな?

 

だから、私なんてそんなに大差なくて、オシャレではないです。

 

まだまだ理解に到達できてない次元の人は見かけるし(奇抜と紙一重)、一つのブランドで統一してるからむしろ誰でもできちゃうっていう(お金あるだけって言われてもしゃあない)。

 

なんか、そういう哲学、美学を他人に押し付けるかのように私が書いちゃダメか。

 

ブランド名ガッツリなスタッフシャツとかだけで知ったような気になってる奴らは嫌いだけど、まぁそれはそれなんだろう。

 

だけど、最後に一言だけ、この道は人生を変えるし「面白い!」よ、と。

 

それでは。

 

 

Twitterリンク↓

http://twitter.com/arihure_jinsei

 

ヨウジヤマモト1年間の総括(その1)

こんにちはSOです。

 

大変お待たせしました。

 

いやぁ、写真撮るのが面倒くさくて先延ばしにしてしまいましたね。

 

背景とか写りのために整えたりとか、それを何枚も撮ったりとか、そういうのが煩わしくて停滞していましたが、罪悪感がオーバーラップしたので書くことにしました。

 

「その1」とあるように、今記事は主に購入品を写真とともに振り返るものになります。

 

「その2」では、1年通じての感想、体験話、これから、などを書こうかと思っています。

 

思えば去年の4/3が最初の訪店日でした。

 

はや1年。

 

フライングした3月〜今年の3月までの約1年分の紹介になります。

 

それでは以下スタートです。

種類別に分けようかと思ったんですけど、購入した時系列順に並べようかと思います。

 

明確には時期を記憶していないので、だいたいで捉えてください。

 

値段もだいたいです。税込です。

 

(品番は暇だったら後で追加しときます)

 

2018年

○3月

・「着る服ないの」白黒カットソー(素材:綿)(古着)

→定価 約4万円

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これに関してはノーカウントにしようか迷ったのですが、厳密なものにするために敢えて載せることにしました。

 

はい、これが記念すべき1点目のヨウジヤマモトの服になります。

 

下の記事でほんの少し触れていた記憶があるのですが、初訪店時はフロアの雰囲気にビビって通り過ぎてしまったんですよ。

arihuretajinsei.hatenablog.com

 

 

それと、変に見栄を張って、何も関連商品を持っていないままで店に入るのはなんか嫌だと思ったため、古着として、そして雰囲気バチバチのこのカットソーを購入しました。

 

当時、毎日のように履いていたUNIQLOのウールライクな黒のスラックスとそれっぽい黒のコートにインナーとして着て行きましたが、チグハグだったろうなと思います、今思えば(笑)

 

そんな思い出の品ですが、ぶっちゃけ、今でも一番好きなデザインの服です。

 

一見、意味わからんじゃないですか。

 

文字だけでなく、半分が切り返し?になっているなんてどうやったら発想できるのかって話で、しかも黒の部分の下は薄っすらと文字続きになってるし、丈は長めで雰囲気あるし。

 

ただ気になるのは袖が短いので、肩幅の広い私なんかはより短さが強調されるんですよね。

 

これに限らず、半袖が苦手になったので、夏だろうと袖丈を補える良い感じの羽織や上着が欲しいなというところ。

 

下手なプリントインナーTとは違うな、というカットソーですね。

 

○4月

・ラップパンツ(素材:ウールギャバ)

→定価 約7.2万円

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これが店舗初購入品ですね。

 

パンツの中では一番好きです。

 

これはもうね、履いてください。

 

ラップパンツのラップとは巻きつくの意で、名のごとくパンツの周りに別布が巻き付いた物になっていて、後ろはスカートっぽさもあるんですが、この太さは男らしい!

 

これは履かないと分からない気がしますね。

 

この太さが出せる半端丈(長過ぎない)と前半分になびく別布が快感です。

 

もう、この時点でバチバチのカットソーにパンツと揃いましたね(ニヤリ)。

 

こちらの欠点は、後ろの別布が座る際に気を遣う点。

 

下手すると椅子の角に引っかかったり、シワでぐちゃぐちゃになったりと、電車の座席のように座る際に正面からスッと座れる際は問題ないのですが、大学の椅子と机が固定されているタイプなんかは大変です。

 

まぁ、お手入れすれば問題ないんですけど、週に1、2度の着用なら良くても、デイリーユースな着方の場合はさすがに手間。

 

なのであくまで私は、こういう類のパンツは立つ場面が基本な日をメインに履くことにしています(買い物やお出かけ)。

 

・YY TAKUSAN LOW Yohji Yamamoto×adidas(古着)

→定価 約4.1万円

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つま先が汚れていてすみません。

 

普段はジェイソンマークという汚れ落しで磨いています。

 

adidas×Yohji Yamamotoと言えばY-3なんですが、Y-3とはまた別で、要素配分の比率としてYohji Yamamoto要素が上回るアイテムはY-3とは別という意味でこう表現されます。

 

流れとして分かり易いですよね。

 

カットソーとパンツと来たら、次に欲しくなったのは靴。

 

ただ、入手するまでは既に持っていたPADRONE×MIDWESTの短靴を履いていたので、コーディネートとしては既に完成していました。

 

が、革靴にしても何にしても、毎日使うのは良しとしなかったので(適度に休ませたかった)、特に靴は早急に回すためにも一足欲していたのだと思います。

 

これはラップパンツを購入した際にチラッと店舗で見かけてその時に一目惚れしていたデザインでした。

 

Twitterやその他SNSの着画でもこのスニーカーはよく見かけるので、人気は高かったのだろうなと思います。

 

しかし、同じ4月には先述のラップパンツを購入しているので本来は金銭的に厳しかったのですが、当時は偶然にもサイズの合う中古品が出ていたのでなんとか手に入れることができたという感じですね。

 

やはり白が入っていることで軽快さが出るのでとても重宝しています。

 

トップス、ボトムスに白が少しでも入っている場合はこの靴を合わせることにしています。

 

○5月

・紐パンツ(素材:ウールギャバ)(古着)

→定価 約5万円

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これは購入当時の記憶があまりないです…。

 

というのも、購入以来、しばらくの間履いてなかったんですよね。

 

これだけは一貫してずっと定番品として置いていると担当さんに聞いていたのと、ラップパンツの先述したデメリットを持たないパンツという選択肢として、尚且つ中古で出品されていたことで購入したような気がします。

 

あー、購入したものの売却したものは写真もないので記しません。

 

しかし、記載する購入品の経緯には関わっているので、少しタイミングや流れに歪みが生じる可能性がありますがご理解ください。

 

んで、結局履き始めたのは10月くらいでしたかね。

 

裏地もある品なので、夏場を越して、家庭教師にも着て行けるような他のパーツも揃ったことで履いたら意外としっくりきたというか。

 

春夏の時期にこのシルエットは合わせが難しいですね。

 

当時のトップスは半袖のカットソーしかないわけですし。

 

あ、ちなみにこの時点まではヨウジを毎日着ているというようなことは全然なかったです。

 

そりゃ着たかったですけど、さすがに毎日同じ格好だと認識されるのは嫌だったので。

 

未だにシルエットを生かす組み合わせは思いついていないので、ジャケットに合わせる少しカジュアルなセットアップパンツ風に見せたい時に着用しています。

 

○6月

・バルーンパンツ(素材:ウールギャバ)

→定価 約5.6万円

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これはですねえ、一番お世話になってる品ですね。

 

ダントツです。

 

絞っても履ける2wayに、ラップパンツのような気を遣う点もなく、太さが雰囲気出せて、半端丈の可動性。

 

これは前もって担当さんに出ると伺っていたのでお取り置きを頼んでの購入でした。

 

絞った時はスポーティーさもあるのでY-3とも組み合わせられるのが私的には助かっています。

 

欠点は、特にないですが、太パンとしては少し布の分量的に物足りなさを感じる時があるのと、裾にドローコード?が入っているので、トロミというより少しハリが出て靡きが思うように出ないというくらいです。

 

トレードオフなのでね、完全はないでしょう。

 

初心者のパンツ1点目には確実にオススメです。

 

カラビナ

→定価 約6千円

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これは初めて、本拠以外の店舗を訪れた際に記念として購入しました。

 

中古市場で倍の値段で出品されているのは知っていたので、お手頃に手に入った感覚がありましたね。

 

今も使っていますが、良い感じに経年変化して色落ちしている今の姿も好きです。

 

○7月

黒ビッグシャツ(素材:綿)(セール)

定価 約5.4万円(40%off→3.2万円)

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着る服ないのカットソーの時から思っていた、袖丈を補完する上着を、時期は夏ながらもようやく手に入れました。

 

言ってもSS商品で前開きでの着用が主だったので問題なし。

 

セールに残っていたので買ってしまいました。

 

個人の感想ですが、先述の紐パンツとの組み合わせは野暮ったさの極みでタブーだと思っています。

 

なので、主に半端丈パンツに合わせています。

 

また、アウターとして前開きでの着用では問題ないのですが、ビッグなだけに閉じたりインナーとしてはピシッとしないので難しいです。

 

・長袖カットソー(素材:綿)

→定価 1.8万円

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こちらはカットソーでは一番お世話になってますね。

 

着用回数もさることながら、ヨウジ以外の服も黒ばかりになった悪影響で間違えてそのままで洗濯機にかけてしまい、いまでは質感が低下してきています(悲しみ)。

 

オシャレ着洗剤と洗濯ネットは大事ですよ!

 

特に言うことのない、まさにノーマルな印象のためのカットソーですね。

 

時期的に半袖と迷いましたが、半袖の難しさは学んでいたので長袖にしました。

 

これは、セールに残る品の店舗による違いを確認したくて本拠店舗とは別の店舗を訪れた際に何も買わない気まずさとカットソーは欲していたことから買ったものです。

 

○8月

Dr.マーチンコラボブーツ

→定価 8.2万円

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確か、7月頃にようやく18AWのルックを見て、そこで知ったMIYAVIルックの赤黒コートを購入する計画を立てている最中、同じく欲しいと思ったブーツがこの時期に出てしまったんですよね。

 

赤黒コートは9月中旬。

 

ブーツを購入したら間に合わない。

 

しかし、コートなんて購入してるほど他のアイテムに余裕はないし、なにより27万…。

 

そして、結局購入したという経緯です。

 

実物はカッコ良すぎましたね。

 

マーチン特有の黄色ステッチは好みが別れる所だとは思うんですが、これに関してはあった方が良いし、縦の細かいステッチは特に好きです。

 

革の質感も好き。

 

ただ、シュッとした場面で履くシルエットではないので、そういう意味でもステッチ含めてカジュアルなブーツかと思います。

 

私自身、初めてのブーツなのですが、良いですね。

 

ブーツインはまだできてないんですけど、挑戦したいとは思っています。

 

ちなみに、この時に初めてクレジットカードの分割を使いました。

 

この時は4分割。

 

9、10、11、12と長い期間。

 

また別記事でまとめますが、4ヶ月ほどその分の残高が凍結するのは痛かったですね。

 

・パスケース(中古)

→定価 非売品(約5千円購入)

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この写真の時点でも中に入っているのですが、ICOCAや学生証を入れる物が欲しくなり、お安く手に入ったのでつい購入したという感じです。

 

特に言うことはないです。

 

名古屋パルコ店のパーティーかなんかで配られたとのことです。

 

○9月

・「着る服ないの」青ジャケット(素材:レーヨン)(古着)

→定価 約21万円

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先述のブーツ購入により赤黒コートを諦めた反動と、運良くお手頃価格で出品されていたことから購入しました。

 

これはですね、ヨウジを知った当時に一目惚れした品でして、SS時期にまだ店頭に置いてある時から興味はあったのですが、定価的に手が届かなかったので諦めていたものでして。

 

ジャケットも丁度欲していて、しかし無地の物が見当たらなかったので購入しました。

 

セットアップで揃えたかったんですが、これ、ジャケットにしては着丈が相当長いんですよね。

 

ルックのモデルさん並みに身長がなければ着られてる感出るだろうなと思ってまだパンツは手に入れていませんが、いつかはコレクションとしても手に入れたいですね。

 

また、レーヨン素材ということで、いままでのウールギャバにはなかった扱いの難しさは気遣いポイントが相当です。

 

これもラップパンツと同じく、できるだけ立ち場面の多い日や晴れ着として所持しています。

 

この時点で、一応、全身一式は揃いましたね。

 

自信満々でヨウザーとして闊歩できるとニヤついていた気がします(笑)。

 

○10月

・青ガチャベルト(素材:ナイロン)

→定価 1.8万円

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これだけフラッシュになっちゃいました。

 

ここからは他に揃っていないアイテムを揃えることが念頭に置かれて進んでいきましたね。

 

そこでベルト。

 

何故なら、他に持っていたベルトをウールギャバのパンツに通すと、裏のザラザラした面がスレて毛羽立ちができちゃったんですよ。

 

そこで、差し色かつカジュアル化を備えたガチャベルトですね。

 

私は青色が好きなので、ヨウジ社としての差し色は赤がメインな中(黒白に次いで赤色のアイテムは多い)、なんとか青で統一化を図っています。

 

(赤黒コートは差し色ではなくメインなので…)

 

購入意向、一貫してこのベルトだけを使っているんですが、さすがに場面的にも気分的にもノーマルな黒のレザーベルトも欲しいところですね。

 

○11月

・ノッチドラペル5Bジャケット(素材:ウールギャバ)(古着)

→定価 約9.6万円

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ようやく求めていたウールギャバのオーソドックスなジャケットが手に入りました。

 

愛用しています。

 

文句なしです。

 

強いて言うならラペル部分のボタンは要らないです。

 

あぁ、5Bというのは5つボタンの略で、ラペルを起こして学ラン風にも着れるのです、こちら。

 

カジュアルにもフォーマルにも合わせられる万能性。

 

○12月

・長袖カットソー(素材:ウール)

→定価 約3万円

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パンツやアウターは回せるようになったものの、毎日どうしても着るインナーとしてのカットソーが時期的に長袖が一着しかないのは持たないとのことで購入。

 

ウールなのでカットソーなのに洗えない点は懸念していたのですが、結構お気に入り。

 

まず、コットン製より厚みがあってシルエットが保ちやすい。

 

そして、暑がりで薄着がち、そしてウールのチクチクは肌質的に忌避してきたものの、それらをクリアする質。

 

ジャケット一つで問題なくなるほどあったかいんですよ。

 

ただ、やたら袖丈が長いので、早くお直しに出さなきゃなと思っています。

 

少し触れますと、ヨウジヤマモト的には丈はロールアップして調整するものらしく、あまりお直しは推奨されていません。

 

見栄えとしてそれで固定されるならまだ良いんですが、毎回まくるのは面倒なのでうーん…。

 

・フーデッドコート (素材:ウールギャバ)

→定価 約15万円

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季節的にですね、アウターは一点欲しいところでしたよね。

 

そこに、毎年素材違いで出る同じ形のこのフーデッドコートがこの年はウールギャバ100%で出たとのことで迷いなく購入しました。

 

赤黒コートを諦めて、余裕はあるとは言っても、毎月何かしらは購入しており、なかなかにカツカツな中で購入しました。

 

先述のレーヨンジャケットはやはりフォーマルな場面には着て行けず、気も遣うためにジャケットの代わりとして結構着用していましたね。

 

ただ、着丈が相当長いのと(膝下)、留め具が少ないのでシルエットの維持が難しく、ウールギャバ100%でトロミが凄くて立体感をハリで出せないので思っていたよりも難しいアイテムでした。

 

店舗の定価購入品としては最高額です。

 

それが、今では6.5万で出品されてんですよ?

 

購入直前のギリギリまでセールまで残らないかなとか、安く出品されないかなとか待っていましたが、手に入らないことだけは避けたかったので購入したものの、今でのその出品状況を見るに、心が痛いですね。

 

プロパー購入(店舗)への躊躇いがこの辺から出始めました。

 

これで基礎はほぼ揃いました。

 

2019年

○1月

・CHEREVICHKIOTVICHKIコラボ Asymmetric Derby Shoes Yohji Yamamoto:fascinate参照(古着)

→定価 11万

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こちらは、先述のレーヨンジャケットと同じく、初期から欲していた物になりますね。

 

欲しさで色々な店を回って探し求め、実物を見て、購入しようと意気込んでいたのですが、先に購入されて在庫がなく諦めていたところ、年明けに出品されているのを発見し購入しました。

 

これ手に入れてからはそれまで革靴として履いていた先述のPADONE×MIDWESTの短靴はお役御免になりつつありますね。

 

ただ、デザインとしても出された時期(SS)的にも軽快さを与える質感なので、秋冬シーズンには向いていないような感じはありますね。

 

やっぱり秋冬には基本的に重厚感が欲しい。

 

これからの時期はメインなので、その間に厚い靴が欲しいですね。

 

○2月

・袴パンツ(素材:ウールギャバ)

→定価 8.4万円

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これは簡単に言えば、バルーンパンツの開いて履いた際の分量感の物足りなさを補完したものですね。

 

購入の経緯は、そもそも12月に公式としてはウールギャバの袴パンツは生産がラストになると告知されて、さすがにそう言われると欲しくなったんですが、既に先着順の予約待ちが凄くて諦めたところ、何故か追加生産されたらしく、それが運良く訪店時に置いてあったので購入できたというもの。

 

カラスパンツが1月の立ち上がりだったかに入荷する予定だったものが遅れているという話を聞きに言った際に出会っちゃったんですよね。

 

ちなみに、12月に生産された物より細い糸を使用して軽さがあるので、より動きは出る物らしいです。

 

欠点はですね、むしろメリットより多いレベルです。

 

欠点というかリスクが多い。

 

まず長いし広いしで着用時の管理が大変。

 

トイレはどうなることやら?

 

階段の上り下りではスカートのように持ち上げなければ確実に踏みますし、座るときにシワは気になるので大変です。

 

そして、実物の袴は履いたことがないのでなんとも比較できませんが、ひだが思ったよりスカートっぽさ纏ってて、コーディネートが難しいですね。

 

丈の長いアウターに合わせて上からカバーすると綺麗なんですが、春夏の軽装にはどうするか…。

 

ぶっちゃけ、まだ購入から2度しか履けてません。

 

ただ、後悔なんかは全然なく、好きなアイテムではあるので、活かせる状況を揃えてあげたいなと思っています。

 

袴自体が素材的にはコットンの方が向いてるかもしれないですね。

 

・長袖白カットソー(素材:綿)

→定価 約1.8万円

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先述の黒の長袖カットソーと同じく形の色違いです。

 

基礎を抑える意味で、インナーに白を挟み込みたかったので購入しました。

 

結構薄手で中に着るタンクトップとかは透け透けですね。

 

ジャケットのインナーとしてが主なので良いですが。

 

ただ、初の白アイテムですが、食事に気遣いますね。

 

真っ白が故に汚れが落ちない。

 

やっぱ黒が良いねぇ。

 

○3月

・New Eraコラボリュック 容量:35L(中古)

→定価 3.8万円

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これは、主に帰省の際に使っていた大きめのリュックがボロボロになってきたのと、ヨウジにしてはお手頃な価格帯で取り扱っていたので購入しました。

 

丁度、購入前に飲食のバイト先のメンバーで小旅行の予定が入っていたのもあり、少し遠出する際のカバンとして補充した感じですね。

 

(缶バッチはノベルティで頂いた非売品です)

 

特に言うことはないですが、それまで使ってた安物(と言っても1万円)との所々の違いをやはり感じましたね。

 

・discord トートバッグ

→定価 約7.5万

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これでラストになります。

 

というか、厳密には3月スタートなので先月でラストなんですが、まぁ紹介したいのでここまでで。

 

これはですね、エロいですね。

 

革の匂い、柔らかく気持ちいい手触り、デザイン。

 

ホントにエロい(いやらしいの意)ってのが的確な表現です(笑)。

 

アウトポケットもなく、中もシンプルなので、機能面はそうでもないですが、好きですね。

 

ただ、トートバッグ自体が肩にかけても落ちてくるし、手持ちは好きじゃないので嫌いなんですけどね(笑)。

 

これまでは別のブランドのレザーリュックで代用してきましたが、全身ヨウジとの調和が取れなくなってきたので、1年のラストにしてカバンを買い揃えたわけですね。

 

メイン使用場面は大学や家庭教師だったのでトートバッグを優先しました。

 

ヨウジのレザーリュックは12万ほどしたので厳しかったんです…。

 

 

はい。

 

終わりました!

 

多いようで少ないような、まだまだスタート地点と言えばそのような。

 

まぁ、ヨウジに囲まれて幸せなのは確実ですね。

 

基礎は一通り揃いましたが、まだまだ点数は少ないので、2年目も基礎アイテム数を増やすことがメインになるかと思います。

 

さてさて、取り敢えずその1は購入品紹介なのでこの辺にして、語りはその2で。

 

 

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アレから時を経て

こんにちはSOです。

 

私は今、1週間ほど地元に帰省しています。

 

年末年始をスタートに考えると、年末年始で1週間、春休みで1週間、(GWはあったら3〜4日)、夏休みで1週間、秋の学校祭期間か連休に3日間、は確定で帰省しているので、なんだかんだ年間に1ヶ月は地元で過ごしてるんだなぁと考えると、変な気持ちです。

 

全くそんな実感はないのですが。

 

さて、Twitterにてツイートもしましたが、さきほどまで訪店2回目の安くて美味しい焼肉屋さんに行ってきたのですが、中学時代のサッカー部の先輩(〜先輩と人を呼んだ経験はないが)と特徴が合致する人が隣の席でして…。

 

私、明確でもないですし、ガチガチでもないですが、彼から軽いイジメにあった過去がありまして、サッカー部を幽霊部員になった原因の一つがそれでもあるんですよね。

 

声はカスれて高めで、顔の肌はボコボコと荒れてて、当時の振る舞いから予想のつくアメリカンカジュアルな服装に喫煙、と何より地元という条件の合致は確実に当人だと思います。

 

まぁ、話しかけるわけでも、報復するわけでもないので、彼が本人かどうかはどうでもいいんですけど、10年近く開きがあって、今、彼を前にして、まず第一印象は貧弱だな、と。

 

彼は当時と何も変わらない見た目に対し、私は体格もゴツければ、自分に自信をもたらすヨウジヤマモトを着ていて(いやらしい意味ではなくて)、何より純粋無垢で世間を知らなかったあの頃とは違い色々な世界を知っている経験値がそう感じさせたのかなと思います。

 

そう感じている今でさえ、当時を回顧すると、上の存在で敵わない、別世界の人間、というような感覚がこびりついていて、価値観が出来上がってしまっているのですが。

 

色んな人を見てきて(いやそんなにかは分からないけれど、少なくとも当時の自分よりは)、見た目や言動から推察できる分類先的に、大した人間にはなれてないんだな、とそう思いました。

 

(私がどうかは置いといて)

 

まぁ、イジメとは言っても、練習や試合でのミスを口撃されたり、使いっ走りにされたり、あまりに具体的過ぎるのですが、ミニゲームの試合時間を測るタイマーの時間を伸ばすように指示されるも、近くに顧問の先生がいて先輩と先生どっちを取るか板挟みになった結果、先生に怒られるのはさすがにと伸ばさずにいたら小言を言われて嫌になったり、とか。

 

でも、目立ちたくもないし、目をつけられたくもないし、楽しく過ごしたいだけの私にとって、そういうのは辛かったのです。

 

暴力とかカツアゲとか壮絶なものではなかっただけマシなのでしょうけれど。

 

人間性としては、万引きした商品を売り買いしてたし、校則で禁止されている染髪をしてたし、バイクだか原付だかに乗ってたし、如何にも悪な他校の人たちとつるんでたし、前回記事参照の応援団にも違う色でしたが団員としていましたし、と言った感じ。

 

ただ、身内や仲の良い周りの人間からしたら「アイツは面白いし、ノリ良いし、良い奴だよ」的な評価だろうとは思いますが。

 

で、よく言わていますが、「やった本人は忘れるが、やられた側は忘れない」ってことなんだろうなぁ、と思ったという話ですね。

 

うん、あれから10年ほどの今を確認しても、当時のあの感覚は消えないし、関わることは今後もないけど、これからも…。

 

純粋無垢の当時、果てしなく高く届かない存在に思えた歳上という存在が、時を経て、世間を知るとどのへんの層に分類されるのかを始めて実感した?体感した?日だったのでした。

 

ちなみに、彼は同年代っぽそうな男と女の3人で来ており、男は似たような服装で喫煙者、女は言葉遣いが悪く金髪で喫煙者、会話の内容は下ネタ中心で仲間や自分らの恋愛話という感じでしたね。

 

いや、それがどうとは言いませんが。

 

これまたちなみにというか、焼肉屋に言った話なので少しは触れますと、3人で

鉄板焼き:ホルモン6人前、せんまい2人前

串焼き:ネギマ10本、若鶏10本、名前不明10本

飲み物:生中2杯、烏龍茶1杯、コークハイ1杯、ジンジャーハイ1杯

お茶漬け1杯

で9,600円でした。

 

と言っても、量の感じが伝わらないのでアレなんですけど、3人とも満腹にはなりました。

 

ホルモンが有名みたいです。

 

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(こう見ると美味しくなさそう)

 

いつも地元に帰って親友3人で集まったら、牛角食べ放題の一番高いコースにたまにアルコール飲み放題付けが最適解だったのですが、前回の帰省の際に一番高いコースでしか頼めない肉が品切れになったことと、アルコール飲み放題で出てくる生中以外が薄いことと、単純に料理が大したことないと齢23にして気付いたため、今回の食べ放題ではない焼肉屋を探して行った感じですね。

 

半年だったか1年ほど前に同じ要領で同じ店を訪れていたのですが、雰囲気が独特でお客さんの層が体育会系の人か飲み会のサラリーマンばかりで初見や自分たちの落ち着いたノリとは違っていたことから美味しいとは分かっていてもシンドさを感じて敬遠していたのはあり、まぁまさかそういう客層によって先輩に出くわすことになろうとは予想だにしませんでしたが、2回目を踏み出せたのは大きな財産でしょう。

 

なんか、特に恨みが再燃したとか、そんなことは一切ないんですけど、変な気持ちだなと思いつつ眠ります。

 

おやすみなさい。

 

 

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クソ応援団

こんにちはSOです。

 

んー、いやー、唐突なんですけど、「パネェ」って言葉あるじゃないですか。

 

半端じゃない→半端ない→パない→パネェ

って意味なんですけど。

 

ブームと言うには結構遅いんですが、サッカーのロシアW杯辺りで大迫を指して言われていたことで目にする機会は多かった言葉だと思います(もっと以前からネタとして使われてましたけど)。

 

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で、「半端ない」こと「パネェ」という言葉を聞いて大迫より先に頭に思い浮かぶのが、中学時代の体育祭の応援歌の替え歌の歌詞なんですよね。

 

あっ、個人的な話ですよ。

 

ホント我ながら、小、中学生までのあまりの純真無垢な育ちぶりで、「パネェ」って言葉の意味がサッパリ分からなかったんですよね、当時。

 

身近に「パネェ」はおろか「半端ねえ」とすら言ってる人間がいなかったのは大きいですけど、パネェ問題にとどまらず、若者の流行には疎い日々を過ごしていましたね。

 

制服のシャツはきっちりとインしてたし、夏場は半袖を着てたし(イカしてる奴らは長袖をまくる)、ワックスなんて毛嫌いしてたし、インナーはダッサい白Tだったし、財布を一度たりとも学校に持ち込んだことはなかったし(部活で昼飯をコンビニで購入するという場面でさえ)、などなど。

 

挙げればキリはないんですが。

 

言葉で知らなかった物の例と言われると急には思いつかないなぁ。

 

音楽なんてマトモに好きというか知ってると言えるレベルにあったのはORANGE RANGEくらいだったことを、中学入ってすぐのイケイケサッカー部同学年の奴らに驚かれて、「お前、GReeeeNも知らんの!?」と言われてから音楽を能動的に聞くという習慣が芽生えたエピソードはシッカリと記憶にこびりついてたりはしますね(笑)

 

とまぁ、タイトルから脱線しちゃうのでこの辺にして、「パネェ」と聞くと中学時代の体育祭の応援歌を思い出し、それを思い出すということは当時のとても理不尽で嫌で嫌で仕方なかった応援歌の全体練習を思い出すわけですね。

 

期間や時間はもう正確には覚えてませんが、それなりの時間やらされた記憶ありますね。

 

で、「パネェ」なんて単語を応援歌に組み込んでる辺りからも漂ってますが、スクールカースト最上位、体育祭の主人公である各部活の主要メンバー、イケイケヤンキーが応援団員なわけですよね。

 

特に3年は最後の思い出だから、応援合戦にも得点が付いて優勝に関係するからなどの理由で勝手に盛り上がって(同じノリや容姿の良い目の異性との近い距離感や関係性にもはしゃいでたんでしょう)、それを支えざるを得ない下級生や盛り上がりに欠けるその他大勢の各色構成生徒は理不尽なしごきを受けてやらされるわけですよ。

 

お手製のペットボトルマラカスみたいなもんと、ビニールを割いて作ったチアリーダーが持ってるみたいなやつ持たされて振りを一生懸命覚えて…。

 

ましてや、思春期ですから、中途半端ややらないといった態度が側からどう見えるかは関係なしに、一生懸命にやることは避けようとしてましたね。

 

タチが悪いのは、普段はそういう輩を叱る立場にある教師が、そういう場面ではむしろそういうイケイケなノリが肯定されるがために、否定的、忌避的?な態度の一般生徒を叱る側に回ることですよね。

 

立場逆転。

 

声を出せ、ハキハキしろ、口を開けろ、一生懸命やれ、恥ずかしがるな、…。

 

んで、どこかおかしいと見るや、3年だけ、2年だけ、1年だけ、男子だけ、女子だけ、右半分、左半分、前半分、後ろ半分と、区切って犯人探し粗探し。おっそろしい。

 

合唱コンクールとかクラス対抗合唱戦みたいな行事も年1で確かありましたけど、それも同じノリで嫌だったなぁ〜。

 

できてない組(主に声量が足りてない意味で)は残されて、一人一人チェックされんのとか地獄だったね。

 

中1当時、自分の色の応援団長兼サッカー部長だった人が表向きは容姿整ってて運動神経良くて身長高くて勉強それなりで振る舞いも良い人演じてたけど、あくまでそれは彼の身内に対してだけで、裏というか少し気にくわないと口や態度が悪くなる感じとかしんどかったな。

 

で、その人、名前が結構独特で今までの人生で彼しか見たことない上に、下の名前まで特徴的だったのでなんとなーくで調べてみたら東京でスナップ写真?って言うんですかね、そんな感じの写真と軽いインタビューが載ってるの見つけて、身内を除いた他人や部活の下級生には理不尽な態度や口きいておいて、爽やか気取った善人ヅラしてやがるな、と思いましたという話ですね。

 

ちなみに「パネェ」が入った歌詞も原曲もなんだったのか思い出せません。

 

ていうか、そういう単語どころか、原曲をそもそも知らずに歌わされてたの何曲かありましたね。

 

笑っていいともの曲?とかXJAPANの紅とか、当時の私は知らなかったんだよ(紅が採用されてるあたり赤組でした)。

 

運の悪いことに、私の世代より丁度上の世代は生徒大荒れの時代だったこともあるので一概にね、応援団員というものはなんて語ることはできませんけど。

 

弟2人の時代は同じ中学でも荒れた話は聞いたことないですし。

 

って、そんな話も中学生の自分の話ですよ?

 

凄くないですか?

 

今、中学生なんて見かけたら(って家庭教師として教えてますけど)ガキ、子供にしか見えないですよ。

 

当時はあんなに大きく手の届かない存在に思えていた上級生がねぇ…。

 

不良は嫌い。パネェ。

 

 

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最悪のシナリオ

こんにちはSOです。

 

人生上手くいかないですね。

 

いや上手くいかせようともしてないし、いく未来が見えたことも最近はないです。

 

結論から言えば、2浪してた弟は医学部には受かったものの私立医大で莫大な学費が掛かり(ここまでは以前にも書きましたが)、実家から近い私立医大の補欠で回ってくるのを待ってたんですが回って来ずに九州へと遠出が確定。

 

次に、三男の現役高校生は浪人だけはせんとか散々言っておきながら、第一志望で1年以上前から掲げてた北大の歯学部にE判突撃の結果散って、後期試験で受けた地元大の発表の如何を問わず、行く気がないとの理由で浪人決めたらしいです。

 

いや、ヤバ過ぎでしょ。

 

親戚中で浪人の先陣を私が切って以降、二男も2浪、三男も1浪って負の連鎖もうやめてくれよ。

 

ってまぁその浪人の果てに結果が出せなかった私は発言権がないのですが、二男の現役時代の合格発表の前から「マジで弟2人は浪人だけはしてくれるな」と願ってましたが、最悪の展開ですね。

 

いや、単純に受かった方が良いってのはありますけど、浪人して結果出されたら私の立場がないってのも、学費がかさんで立場が危うくなるからやめてくれってのも、一番はあの家庭内にこれ以上負のオーラを纏わせないでくれってこと。

 

間2つはクズって言われてもしゃあないです。

 

でも本音です。

 

最後の負のオーラ、負の連鎖、負の流れに関してはここ数年間ずっと我が家庭内には漂ってますね。

 

私が高校受験で落ちた辺りからだったかな。

 

時系列ちゃんとしてないけど、弟が出身地では珍しいながら受けた中学受験に落ち、高校受験も落ち、私は大学受験に落ち、ホント落ちまくり。

 

三男は地元トップ校に高校受験で受かった、ってニュースだけが最近のポジティブニュースじゃないですかね。

 

私立医大受かったのもそうなんですけど、おそらく察するに、受験前は何が何でも受かってくれと願っていたでしょうが、いざ受かって学費の支払いになった今、母親はあまり快くは思ってないと思いますよ。

 

私立は受かれど、第一志望の国公立には落ちてるわけで、三男も落ちて浪人するし、マジでヤバ過ぎる。

 

いや、そりゃね、難関大難関学部受ける層からしたら浪人は覚悟、前提まであるっちゃありますから、そんなことで言い過ぎやろと思うかもしれませんが、母の姉である私の叔母で、尚且つ徒歩五分に住む従兄弟達3人は長女は自治医大って私立ながらほぼ無償的なとこに現役合格(ただし、卒後に僻地で就職の場合なので、結局その条件蹴って学費は払った模様)、長男は私立歯学部現役合格(まぁこちらも学費はエグいですが)、二男は国公立医学部現役合格ですからね。

 

で、その叔母と私の母の両親である、私にとっての祖父母も徒歩5分圏内なので、比較はされやすい環境で、俗に言うエリート街道を一家揃って真っしぐらな一方のうちの家庭なわけですよ。

 

ましてや、地元は田舎ですから、難関大難関学部とか関係なしに浪人者は少ないですし、都会と違って肩身は狭いわけですよ。

 

近所でそういう子供の進学先就職先なんてすぐ広まりますから。

 

そういう意味で、心理的に、家庭内の負の流れはとんでもないと感じてます。

 

何より、我が子溺愛な母親はこの状況なんて考えてもいなかったでしょうね。

 

エリート街道なんて良いから、普通の道を歩んでくれてるだけで、もっとポジティブな日々で、明るいニュースだけで、平凡でも良いから過ごせたらなって思ってるのかな。

 

家族揃ってちょっとした旅行に出かける程度でも満足だろうに、それすら叶えられないんすもん。

 

兄弟のうちだれかがここ数年はずっと受験の状況が続いてるので。

 

弟の中学受験とか、私の高校受験あたりから数えたら10年近くそんな状況じゃないかな?今思えば。

 

最後に家族で旅行した写真て、見かけた限り自分が中2か中3の時の登山して頂上で撮ったものだった気がしますし。

 

はぁ、幸せってなんなんですかね。

 

言い忘れてここまできましたが、最後に私の進捗としては留年確定してました。

 

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そりゃ受験に比べたら負担は少ないですけど、そんなんでこの先どうすんねんって心理的負荷は弟達の理由のつく浪人と比べて別のベクトルで大きいだろうと思います。

 

いや、こんなストレス掛けてたらガンにもなり得るわ。

 

と、言われても仕方ない。

 

で、私の進捗に関してはもう確定の自覚があったので2〜3週間前の3月頭に帰省してその旨を打ち明けてきました。

 

案の定、父親は激怒しました。

 

叔母や祖父母からは進級大丈夫そう?と聞かれて、まだ分からんと誤魔化しました。

 

ただ、11〜12月あたりから察して苦しんでた重荷が降りて楽にはなりました。

 

しかし、本確定した次、中退して別の道か、留年してまた通わせてもらえるのか、どうなるのかまだ話し合いの決着は付いてないので、そのストレスで毎日がしんどいです。

 

せっかくの春休み、進路がどうなるにせよ有意義に活用すべきなのに何のヤル気も起きてません。

 

ああもう、人生どうなんのよ。

 

ていうか、両親の意味不明なほどの倹約ぶりは嫌という程身に染みてますが、さすがにこれまでの学費とこれからの学費はどうやったら捻出できるのかが謎です。

 

話されないから聞きませんが、そう考えると医者の志願者多いのなんて当然だと思います。

 

改めて、医者目指せってアドバイスを私もしたくなります。

 

仕事大変とか言いますけど、どの仕事も結局大変でしょ。

 

譲歩して、地位とか名誉とか安定ある時点で大変さはトントン。

 

そこに何倍もの給料が入ってくるのだから、そんなもん勝ち組とも言われますわ。

 

それでなお経営者と比べたらどうのこうのと言う人の価値観に合わせるなら、それでも負け組の中の勝ち組ですわ、十分に。

 

そのメリットを私ら兄弟で食い潰してますけども。

 

ただ、そんな父親とも面と向かって話し合いしましたけど、納得できんこともたくさん言われました。

 

「このまんまじゃお前の人生終わるぞ」

「一般の多数派と同じことするだけの何が難しいんや」

「大学も卒業できなくてどうするんや」 

「本業(大学生活)おろそかにして副業(バイトや趣味のダーツ)に逃げてるんやろ」

などなど。

 

社会不適合への理解が全く足りてないなぁと。

 

貧乏家庭育ちで医学部行った人なので、塾とかカテキョーもなしだったわけなんですが、本人曰く「当たり前のことをしてたただけ(問題解いて分からないところを調べたり聞いて直しただけ)」とのことなので、おそらく弱者の気持ちが理解できないんだろうなと思います。

 

特に私なんかは家庭教師として過去の自分が苦しんだ時の思考や視点、観点を大いに生かして結果出させてあげられてるので、より強くそう思います。

 

そんなんでよく医者なんて勤まったなと思いますが。

 

大多数云々言うくせに、プライベートな友人の1人もずーっといない人生送っておいて。

 

やたらと「本業と副業」の話を口にされましたが、人生の本質的な副業って目的の為に生きることなので、本来、人生を楽しむことが本業(友人関係や趣味)でそのために生きる手段として副業(金稼ぎ、仕事)をするって真逆なのに、よほど時代にも親にも洗脳されて生きてきたのだろうなと。

 

「私だって働かなくて良いなら毎日ダラダラしてTV観てるわ」って言ってましたが、仕事はしたくないけどしなければならないことと解釈してるってことですし、目的のため、生活のための仕事なのに、友人もおらず金の使い方も知らず、風潮的に、親が望んだから的に私ら子供も授かったんでしょうし、受動的に生きてきたんやろなぁと。

 

何のために生きてるのか、とか考えたことないんじゃないですかね?

 

恩恵に預かって裕福な暮らしをさせてもらってる私を始め、弟2人や母だけは言っちゃいけないことなんでしょうけど。

 

産んでよかったと思わせられるだけの人間になりたいとは本当に思ってます。

 

でも、具体的にはまだ見えません。

 

「習字で生きていく道も考えてる」と話せば「そんなもん今の時代に需要ないやろ」とか薄っぺらい推測で安易に否定するし、「こんな程度で生きていけないとか言うけど、下宿先の街では、大学って社会を除いての場では、色んな人に好かれて飲食バ先を始め居酒屋などでも一緒に働かんか?と声掛けてもらったりもしてる(意外なことに事実です)」と話せば「安い労働力として求められてるだけ」とこれまた安易に否定する。

 

いや、後者のはもはや侮辱してるしね。

 

父親の頭の中にある常識で固められた「真正道」から外れた道に対しては知識も理解も乏しく、「真正道」こそが人として生きる正き道だと考えてる以上、どうにもならなそうです。

 

arihuretajinsei.hatenablog.com

(「真正道」に関してはこちら↑の記事出典)

 

いわゆる、とても曖昧でとても範囲の大きな「普通」って概念ですよ。

 

良い意味で普通の枠を出たら大喜びで、悪い意味で普通の枠を出たら手のひら返しで大バッシング(犯罪って意味じゃないよ)。

 

悪い意味で普通ではないことは許されんのです。

 

大学という社会に適応できず悩み苦しんで挫折することとかね。

 

良い意味では、我ながらですけど、小学生の頃は所属してたサッカーチームを牽引してそれなりにチームに歴史を残したし、中学では不勉強だったけど上位グループに成績は位置してたし、高校でもクラストップの成績とか残したり、結果を出してこなかった人生ではない。

 

ただ、それらは全て中間経過にすぎず、就職と就職してからに繋がらなければ意味ないってか?

 

大学という、その社会では馴染めなかったけれど、一歩踏み出して新たに習得したダーツという趣味や、それを通じて得た友人、必死こいて頑張ってる飲食バ先での経験とか、そういうのはその不適合から逃げてるだけって言われちゃうもんなぁ。

 

まぁ、最初から分かってたけど、精神荒れて実家暮らししてた頃に、物に当たってた時から分かってたけど、親の求めることはさっさと果たして(大学卒業)、さっさと親離れするしかないのだということ。

 

分かっててできてないのだから困った話だけど、やるしかないと言い続けてできてないのだから困ってるんだけど、…。

 

すみません、長い愚痴に久々になってしまいました。

 

多分、誤字多めだと思います、推敲してません。

 

来週にまた帰省するので、また進捗を報告します。

 

昨年の「2浪ののち留年した人の話」の新作、「2浪ののち2留した人の話」でもまた書きますかねえ(涙)

arihuretajinsei.hatenablog.com

 

ちなみに当ブログで一番読まれてる記事が↑です(まぁ一番気合い入れて書きましたから)。

 

 

それでは。

 

 

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