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チョコとサッカー部ノリ

特に外出の用事もバイト以外にないですし、異性の知人友人が近くにいるわけでもないので、自ら意識し待ち望んでいたなどということは一切ないですが、今日はバレンタインデーなんですね。

 

何らかのサービスを受けた時についでに小さいのを貰うくらいでしょうか、あるとすれば。

 

去年は電車の切符を窓口で購入した時に貰ったような記憶があります。

 

実家に居た頃は毎年、母からもらっていたのと、近所に住む従兄弟の姉に頂いていました。

 

親族除いては過去に一度、元彼女さん(元カノ元カレのように「元〜」という表現が好きではないのであまり使いたくない)から頂いたくらいですね。

 

小中高大と義理本命に関わらずなし。

 

サッカー部に所属していたので周りはそういうノリで貰っている奴が多かったです。

 

過去を語ると、小学生時代は最もサッカーに打ち込んだ時期でした。

 

もはや、打ち込むという意識はなく、ただただ楽しかった。

 

それを適切に評価してくれる人たちの存在にチームを率いる立場という組み合わせが成長させてくれました。

 

密かに自分の自信を形成する一部となっているのが、卒部後にコーチから「実は色々なクラブチームから誘いが掛かっていたのだがうちのチームで優勝を目指していたため無断で断っていた」と明かされた事実。

 

その点に関して何も悔いはないですし、所属小学校の生徒でのみ作られるチームながら良い結果を出せていた一因となれていたことは誇りです。

 

といえど、容姿が整っているわけではなかったので、サッカー及び運動能力は多少あることと当時身長が後ろから2、3番であるという要素を評価されモテることなどはありませんでした(悲)

 

恥ずかしながら、今だから明かせるのは、当時は結構意識しておりガッカリしていたということ。

 

放課後に校門あたりで手渡しされる光景を横目に帰りサッカーに出掛けていました(単純サッカー馬鹿というわけでもなかったですが)。

 

中学もサッカー部に入部し、サッカー漬けの日々が待っている。かと思いきや、実際は中1の秋に幽霊部員に。

 

思春期×サッカー部というのは私にとって何の良い思い出もありません。

 

全国どこもそうだとは言いませんが、少なくとも私の中学は大荒れでした。

 

近隣の小学校3校から進学してきた生徒で構成されるのですが、うちの出身校は大人しい性格の人ばかり。

 

他の2校が荒れ気味だったんですねぇ。

 

同学年の他校の奴らからは小学サッカー時代を知られていたことから打ち解け、仲は良かったです。

 

しかし、上級生が髪を染めるわ、タバコは吸うわ、盗みをして売りさばいているわ。

 

サッカー部って中学あたりから運動神経の良さと容姿の良さが揃った人間が残り始めるので、調子に乗ってそういう風になるんですよね、大半が。

 

だけど(?)、だから(?)モテるのだから…。

 

同学年の一番モテてる奴は下級生などに追いかけ回されたりもしてました。

 

で、そういう人間で形成されるのでノリも固まって、居場所がないと感じると辞めたり、体験入部の段階で別に行ったり。

 

私もノリの合わなさが原因でした。

 

自分で言うのもなんですが、2、3年の先輩方より実力があったので試合に出されはするのですが(ちなみに本ポジションはキーパーです)、小学生→中学生の間ではコートの広さ、ゴールの大きさ、試合時間、選手の体格と大きな変化があるので、上級生に混じり出ても活躍が難しい。

 

ましてやノリも合わないときたら、失敗に対する強い攻めに返すのもままならず。

 

その辺に耐えられなくて辞めるとも言えず、幽霊部員になりました。

 

その辺のノリってやっぱり思春期と被ってると思うんですよね。

 

小学校時代も運動能力とか容姿とかでグループ分けはあったけど仲は良くスクールカーストと呼べるものはなかったような。

 

中学入って明確にだった気がします。

 

中学入学時点で上級生の中でその形ができているから自然と継承されるのもあるでしょう。

 

教師の名前を呼び捨てにしたり、ロッカーの上に座ったり、トイレに集ったり、お金でのやり取りをしたりなどする奴が出始めるんですよ。

 

それを傍目で見て「あっ、そう言う感じね。こりゃ別世界だわ。」と思ったことをはっきりと覚えています。

 

そう感じたのは、家庭環境による培われた価値観が大きいですけど。良くも悪くも。

 

悪い意味では親の躾から離れられず、思春期を拗らせたことですかね。

 

同級生達に見せる面と、親に見せる面へと分離し始めて、反抗期にならずにいられない状況になったりとか。

 

スキージャンプ高梨沙羅がメイクをして急激に印象を変えて出てくるようになったような変化を、私は他人に悟られる(特に親)のは恥ずかしいと思い中途半端になってしまったんですよ。

 

髪の毛伸ばしたり、ワックスつけてみたり、ファッションにこだわってみたり。

 

でも、そういう一面を見られて変わったんだな、成長したんだなと感じられるのは恥ずかしい、と。

 

ちなみに、高校大学はその特有のノリがよりガッツリ形成されていて入り込む余地がなかったのでサッカー部には入りませんでした。

 

一人で球蹴りしたり、地域のフットサルチームに所属したりはしましたが。

 

 ノリの棲み分けとは聞こえが良くても、以前の記事のヒッチハイクできるメンタルに近いのはサッカー部ノリでしょうし、弱肉強食でいう強者なのかなとも思わないではない。

 

過去の良し悪しは未来が定義するので結果を出して自らを肯定できる人生にしたいですね。

 

自分みたいに強いノリとは対極の存在でもこんなことができる、みたいに。

 

体育でのサッカーの授業において活躍できたことが後にクラスでの立場を与えてくれた経験もあるので(高校時代)、もちろんのこと恩恵もあります。

 

ここはポジティブに、弱い立場への理解もある強者になれればと。

 

この日はそんな思い出です。