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ゲーム1日1時間の効用

今日は、いつも土曜の昼から受け持っている小5の男の子の家庭教師指導が都合により移動し16:00からありました。

 

そのご家庭まではいつもご両親の方に車で送迎していただいており(そうでなければバスや電車の交通費持ちになるのでお互いメリットではある)、片道15分をたわいもない話をしているわけです。

 

話題がなく困ったことも何度かありましたが、今日は子供の携帯、ゲーム事情について。

 

中身を全公開することを条件に携帯を与えられている中3の女の子の話や、リビング外に持ち出さない条件で与えられている小5の子の話や、連絡手段のみ入った携帯ならと与えられている話など、色々な事情、家庭があるのだなぁと。

 

ちなみに教え子のお母様は高校まで与えないとのこと。

 

自分もそうで、周りも同じような人が多かったため、特別携帯を早く持ちたいという意思がないというのは大きかったですね。

 

スマホもなかったですし。

 

ただ、今の子は所持していなくても親のスマホでゲームをしていたりもする上、中学生ともなると与えられている事が多いようで、その中で所持していないことはつらいのかもしれません。

 

また、話はゲームにも及び、1日1時間の制限をつけているが、すきあらばゲームをしているといい悩んでいるらしく、先生(わたし)はどうでしたか?と。

 

実際、私は小5、6当時、デュエルマスターズというカードゲームにどハマりしており、勉強など宿題以外にはしておりませんでした。

 

ある意味親からすればタチが悪いのが、テレビゲームではないだけに時間制限を設けにくく、制限時間外でもデッキ構成やコンボを紙上で考えることができるということ。

 

ゲームにしても、勉強中に考えてしまい集中できないことになっていましたが。

 

教え子も全く集中力がなく、指導後のゲームにしか目がない状況です。

 

それが子供の悪さや責任ではなく普通のことであり、言えば育て方だったり環境の整え方で変えるしかないとは思うのですよね。

 

今のこの歳で可能だから言える対処法は飽きるまでする、させるということ。

 

「飽きたから勉強しよう」とはならないですが、そのことへの熱意や集中力はなくなりますよね。

 

ゲームによっては飽きまでの時間も長くなります。

 

ペルソナ5とモンハンワールド は100時間超えてますし、飽きるまでやらせる戦法が小学生に適用できるかは難しいです。

 

でも、時間制限では何も変わりません。

 

かといって、ゲームそのものを禁じることは無駄ですし、自分の過去のように欲望が爆発したり、反抗的になりかねないです。

 

一方的に上から命令させざるを得ない親の立場でできることは、自分が読書や勉強に向かう姿を見せたり、面白さを伝えるという角度からの対処ではないでしょうか。

 

自分の当時を考える視点が大人になるにつれ欠ける人が多い印象があります。

 

と、そんなことは教え子のお母様などには言えないのですけれどね。

 

「お前はまだ子育てなんてしたことないだろ、難しさを知らないだろ」と思わせかねないですし、なんとも。

 

バイト前に振り返ってみました。