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お土産の意味

私の場合は年に2、3度ほど実家に帰省しております。夏休み、正月、春休みが主でしょうか。

 

地元は田舎ですので、帰ったところで同じ時期に帰省した友人と会うくらいしかすることはないです。

 

良し悪しはさて置き、会うたびに毎回焼肉に行くのが恒例になっていて、それを楽しみに生きてる側面は割とあるのですよね。

 

話は逸れるのですが、私、中学高校浪人時代での友人がいないのですよ(かろうじてLINEの連絡先知ってる程度の知人が数名)。

 

中学はサッカー部に、高校は地域のフットサル部に所属していたりと、内向的な生き方だけをしていたわけではないのですが、校内で会話をしても放課後や休みの日、卒業してから会ったりするほどの仲の相手は本当にいないですね。

 

要するに友人の作り方が分からないのです。

 

友人との認識を持っている相手は皆、小学校の頃の同級生です。

 

その当時どう仲良くなったかと聞かれると、小学生ならではの余計なことを考えず周りもそういう雰囲気であることで自然と出来ていたとしか答えられないと言いますか。

 

その辺はまた改めて語りますが、友人状況はそのような感じなのです。

 

故に、下宿先であるこちらではあまり友人とどうのこうのという事がないので楽しみにしているのですよね(ちなみに、大学内にも友人はいませんが、なんとかバイト先では友人というのか仲間が多く、バイト外での交流も盛んです)。

 

で、その際、お互い(親友は2人なので、自分含め毎度3人が恒例)の下宿先のエピソードを語ったり、将来がどうのというたわいもない話をしていますね(あまり過去がどうだったという話はせず現在未来に関してが多い印象)。

 

で、今回の本題にようやく入るのですが、3人とも地元から離れたい気持ちで受験先を選び、志望かどうかは別として結果他県に下宿しています。

 

前に語った、田舎コンプレックスですね。

 

arihuretajinsei.hatenablog.com

 

 

でも、なんだかんだ地元への気持ちはあるんだなと。

 

帰省のたびにすることがないと嘆き、ルーティンかの如く同じ行動を繰り返している(カラオケorビリヤード・ダーツor買い物、焼肉)けれども、どこか節々から感じますね。

 

よく思っていたのが、親などに「こんな田舎で何もない土地の何が良いの?」と聞いては「人が多くなく、土地も広くて住みやすいじゃない」と返され、「それに当てはまる土地なんて他にもあるし、都会へのアクセスが良いわけでもないこの土地である意味の答えになってないやん」と。

 

でも、当たり前ながら、地元は地元で不変なのですよね。

 

だから、地元の良さを聞かれたら名産品とか観光地とか田舎ならではの事を答えるより、「地元だから」という答えが最も最適解なのだと思います。

 

まぁ、あくまで地元民内における会話に限定したもので良いとは思いますが。

 

というのも、今日は家庭教師をしてきたのですが、毎度私が地元に帰省するたびにお土産を買っては渡していたので、生徒のお母様の地元に帰る機会があったようで、その際にお返しにと買って来ていただいたのです。

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(なんで教える側の私がお土産を買い渡しているのかとふと困惑したこともありましたが、自然と無意識にそうしていた自分がおり、そういう躾を受けたのだろうか…。今となっては明確な目的を持ってしています。↓)

 

家庭教師先だけでなく、飲食バイト先のメンバー(帰省でシフト空けてますし)、習字教室の先生(お世話になっているので)にもいつも買ってますよ。

 

地元を離れて思うのは47都道府県も存在するこの国で、自分のよく知る街のよく知る物を他の人に認知してもらえる機会が持てるのって、少なくとも私個人的には嬉しいんですよね。

 

47都道府県もあれば、学生の頃に多少は社会の時間で特徴を地域まとまりごと(関東、中部、北陸、関西とか)程度には習ったかもしれませんが、たかが知れていて、「その人へのその都道府県に対する認知を自分が構築できる可能性」が大いにあるということが、誇らしいというと大袈裟ですが、何か感じることがあるなぁと。

 

だから、ある意味お土産ってその土地柄の縮図というか、印象付ける大事な要素なのかなと。

 

正直なところ、下宿先の土地の名産品は大したこともなく(それまで耳にしたことがなかった)歴史もなさげで、その点幼い頃から慣れ親しんでいるほどポピュラーで美味しいと思えるお土産があるというのは良かったのかなと思っています。

 

小学校の頃の給食にも何度かそういう名産品が出てきていて、それを他県に広める自分の今を考えると深いですね。

 

あんなに嫌いだったはずなんですけどね。

 

良い思い出も大してないですし。

 

と、思った話でした。