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ヨウジ訪店記10

お久しぶりです、SOです。

 

訪店記も久しぶりですね。

 

ギャバ袴以来の店舗購入です。

 

前回はこちらから↓

arihuretajinsei.hatenablog.com

 

そうですねえ、久しぶりではありましたがシーズンは隔てていないのでそれほど目新しさを覚えることはありませんでしたが、なかなか想定の範囲外なアイテムを知る機会があったりと相変わらずワクワクしてました。

 

一応、お目当としては「前布垂らしパンツ」というラップパンツの別布部分が前にのみ付いているといったもので、大好きなラップパンツの(個人的にそう思う)欠点である後ろ別布への引っ掛かりやシワへの気掛かりがなくなるという意味でベストライクパンツになり得るのでは、という期待を抱いておりました。

 

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(17SS look参照)

 

あとは、コットンのジャケットでもあれば良いかなと。

 

コットンのバルーンパンツも、これまで語ってきた汎用性の高いバルーンに洗濯対応の(一応コットン製でも洗濯タグの表記は洗濯不可とのことだが)コットン製という最強の候補ではあったんですが、ぶっちゃけ素材違いとはいえ同じシルエットのパンツ持ってるし目新しさの観点からすると面白味がなくテンション上がらんなぁって葛藤があって、今回諦めました。

 

では結論から述べますと、コットン製のテーパードクロップド?パンツを買いました。

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(シワはすみませんね)

 

俗称が付いているわけではないみたいなので何とも呼べないのですが、定番で言うところの紐パンツに一番近いタイプです。

 

着画でお見せするのが良いんですけど、絶妙にドレープ(ゆったり感の演出)が入る感じとか、正面から見ても側面から見ても綺麗なテーパードシルエットを維持してくれるのが決め手でしたね。

 

まぁ、難点は合わせるサイズ感の上物がギャバのジャケットしかないことぐらいでしょうか。

 

あの、期待していた前垂らしパンツはウエスト的に断念しました…。

 

ギリギリ入ったんですけど、ウエストはゴムなしだったので、半端丈の感じも、幅があって肌と接しない感じも良かったんですが、ウエストキツいんじゃ入っても快適じゃないなということでやめました。

 

服の為に痩せたいなとn度目に思ったのでした。

 

まぁ普通に想定よりお値段して金銭的に厳しかったのもあるんですけどね(税抜き67,000円だったと思います)。

 

同列の並びとして担当さんがレーヨンとウールギャバの二重になった短パンを推して下さったんですけど、シルエットや肌触りは良かったものの短すぎて合わせが難しかったのでやめました。

 

何事も考えるよりまず体験、体感して勉強するべきなので、想定外からの提案がありがたいこともあるのですが、あまりに好みと合わないものの推しが他よりも強めだと、避けるための対処法が分からずに困ることあるなぁとたまに思ったりはしますね。

 

なんていうか、金銭事情もある程度把握していて頂けているのでまだ優先すべきアイテムは他にも山ほどあるという事を分かっていただけたらなと。

 

短パンが滅多に出ないので次にいつ手に入るか分からないというのも分かるんですけどね。

 

次に、お目当が断念ということでテンション下がってしまったので、今後のためにと色々なものを試着して勉強することにしました。

 

コットンジャケットはおそらくラグランスリーブで楽なものの丈が長くて身幅もあるので合わせるパンツを選びそうとか、テンセルシャツはとろみとツヤ感は良いけどサイズ感的に野暮ったく見えるとか、レーヨンと麻の2種の半袖ロング丈羽織は想定外の良さだったもののお値段張ってたり。

 

なかなかに一長一短でピタッとくるのが見つからんかったですね。

 

レーヨンの半袖ロング丈羽織は少し前に伺った時に試着したマント羽織と似て野暮ったくならない重ね着の演出として良かったので発見ではありました。

 

あくまで不満じゃないんですけど、ウールギャバは素材の価値が高いみたいな文言をよく聞くんですけど、じゃあコットンやら麻は相対的に安いかっていうとそうでもないし、それらは天然繊維だからまだしもテンセルとかレーヨン、ポリエステルでも安いわけじゃないのがなんか納得いかんのですよねぇ。

 

いや、再生繊維とか化学繊維の中にもランクがあってその最上級を採用してるとかそういう事情があるのかもしれませんが、そういう話は聞いたことないですし、手頃な価格が売りじゃなかったっけそういう繊維ってって気持ちが…。

 

無論、原価率で語れないだとか、加工に手間が掛かるとかそういうのは分かってるけど、ならウールギャバの素材費だって話に出すなよって理屈な訳で。

 

今期のラップパンツでポリエステルタフタ100%の物が出ていて、私が18SSで購入したものとパターン(シルエット、形)が全く同じ(ウールギャバ)だったんですけど値段にほぼ差がなかったっていう。

 

厳密には記憶していないのでアレですが、あっても5,000円以内。

 

こうなるとちょっと不信感増すよね、ってのはあったかなぁ。

 

戻りまして、トップスがパッとしなかったので、コットン製パンツ試すかと、紐パンツ系統のを3種類くらい試着して、中ではキレイ目のに落ち着きました。

 

系統ど真ん中の紐パンツも試着しようとしたんですがサイズ3は売り切れで、サイズ1はウエストが入らなかったですね〜…。

 

そういうの恥ずかしいですね。

 

ぶっちゃけギャバの紐パンツは既に所持してるのでコットンバルーンと同じくテンション上がる選択肢ではなかったんですが、家庭教師先のようなフォーマルな場には必然的に履いていけるヨウジのパンツがその系統しかなく、尚且つ持ってるパンツの中でギャバ紐パンツだけは裏地有りなので夏に向けて対策必須だったのです。

 

おまけに、これまたお恥ずかしい話ですが、脚が太いせいで股ズレを起こしてラップパンツと紐パンツに関しては股の部分の生地が摩耗してきてるんですよね…。

 

ラップパンツはなんとかバルーンや袴のように同列の選択肢があるので良いですが、紐パンツは同列の選択肢がなく休ませられなかったので仲間として購入しました。

 

まぁ、夏に向けて素材切り替えとして購入したのでシーズン期間は休む暇ないんですけど…(苦笑)。

 

んで、変な話ですけど、部屋着とか特殊な場面は除いて、約1年ぶりくらいにウールギャバ以外の素材のパンツ履いたんですよね、思えば(笑)。

 

その感動も後押ししました。

 

感動っていうのは、ウールがダメとかいう話ではなく、これまでとの異素材の肌触りに対しての新鮮味という意味です。

 

肌弱いのもあってウールは本来良くないのと、洗濯はもちろんクリーニングにも出せてないパンツしかなかったものですから綿のサックリサラサラな質感にハマりました。

 

やはり洗濯できるのはデカイです。

 

そうそう、小ネタとして担当さんから聞いたのは、店舗で買うと同じ生地の当て布が付いてきて、私はそれまでそれは補修のための物かと思って大事に取っておいていたんですが、補修しようにもツギハギになるので用途としてはそのアイテムを洗濯するとこうなりますよというお試し生地として付いているらしいです。

 

ブランドとして洗濯タグの表記を証明するためというか、だから言いましたよね?と言えるための策ですよね。

 

ギャバならウールでも洗える」とはたまに聞いていましたが、さすがに自分のアイテムで試す度胸はなかったので、早速当て布を一つ試しに洗いにかけてみました。

 

結果、一度の洗濯だけなのでそこまで影響はなかったのか、洗濯前の10cm×10cmからほぼ変動なしでした。

 

風合いが若干ダウンしたくらいかな?

 

あっ、ちなみに洗剤はナノックス使いました。

オシャレ着洗剤でも良かったかもですね。

 

ぶっちゃけですが、ラップパンツや袴みたいなパターンが凝ってるのはさすがに色々と怖いのでナシですが、バルーンなら洗濯かけるの有りかもなと思ってます。

 

あれは遠慮せずにガシガシ履いてますし、まぁ他よりはお手頃な価格ですし(中古市場でもめちゃくちゃ見かけるし)、シワはむしろプラスに作用する系でもあるので、良いかなと。

 

定番なのですぐ手に入るでしょうし。

 

2〜10回くらい当て布を洗濯かけては干すを繰り返し、別のウールギャバの当て布はオシャレ着洗剤使用で同じ条件で試すとかもしてみましょうか。

 

ホントね、こんだけお高いキレイ目な洋服でそこそこユーザーいるのに適切なお手入れの方法は全然情報共有されてないし、たまに見つかるヨウジブロガーの方も言及はなさってないので大いに価値はありそうです。

 

もちろん色んな店員さんに聞いてはみてるんですけど、特に統一された最上の手入れ法があるわけでもないらしく、「帰ったらハンガーに掛けてブラッシングして消臭スプレーかけるくらいで、本来は月一くらいでクリーニング出したいけど普段考えてワンシーズンに一度出すくらい」ってのがほとんど同じ意見でした。

 

たまに色々と試してみて、ギャバでも洗濯かけたり、洗濯タグの表記に従わずに自分なりの解を模索しているという人はいました。

 

まぁ、服にとって洗濯だろうがクリーニングだろうが、いくら汚れを落とすとは言っても負担かける行為なのでしないに越したことはないのだと思いますが。

 

近々、ようやく初めてのクリーニングにも出せたらなぁ(金欠)とは思っているので、そのレポートも。

 

予定としては、白洋舎のロイヤルクリーニングだかなんとかって上のコースに出してみます。

 

こういうのがいわゆる「維持費」ってやつですよね。

 

「高級車買えたとしても維持費がエグい」みたいなのはよく聞きますが、服はいかほどなのか。

 

ガソリンないと役立たず、みたいなことはないので維持費0も可能といえば可能でしょうが、適切と思しき管理はしますよ。

 

って、訪店記からは話逸れましたがそんな感じです。

 

SS期間中に抑えたいのは、シンプルなレザーベルト、香水、デザインカットソー、夏向け羽織、コットンパンツ、くらいかな。

 

それらならお値段的にもなんとか行けそうです。

 

「野暮ったいシルエット」という「感覚」さえあとは共有できればよりよい提案を頂けるのかなぁという点くらいが担当さんはじめ、他の店員さんへの希望かな。

 

ヨウジは重ね着、とか、ドレープ感、とか、靡きが、とか、そういう大枠としての文言やイメージは分かるけど、それを私に当てはめた時の現実としての見栄えが果たして「似合っているかどうか」まで本音で口出ししてもらいたいな、なんて。

 

いや、嘘ついてるとかそうは思ってないですけど。

 

いや、単純に私の好みがカッチリキッチリだというだけなのかもしれないですけどね。

 

あー、帰る前に来期の話を軽く聞きましたが、やはりコレクション物はどれも軒並み高いそうです。

 

唯一狙ってた辞書ラップパンツもウールギャバ素材で約15万らしいです。

 

文字とか色々と手間かかってるでしょうからアレに対してのそのお値段が妥当だとは思いますが、私が履く上で買うかどうかは少しハテナですね…。

 

他に買う予定もないので貯めれば買えますけど。

 

ちなみに確かD納期で8月中旬から下旬に入荷とのことなので、あまり時間に余裕はないですね。

 

お取り置き発動して9月のクレジットカードが有効な感じですか。

 

もし買うとしたら、それを境に一旦クレジットカードは全部精算して自転車操業をストップしましょうかね。

 

いや、そんなん言ってもどうせコレクション外で欲しいの山ほどあって無理でしょうけど。

 

でも、服以外にもそろそろお金投じていきたいかなぁ。

 

服で金銭感覚ぶっ壊れましたけど、逆にいえばそのおかげで他分野の良いと思ったものには遠慮なく投じれるのでそれは大きいかなと。

 

たかが知れてるというか、いうてヨウジのカットソーよりも安いですよね?みたいな(いやらしく聞こえたらすみません)。

 

質より量を重視してきた「食事」も今なら5,000〜10,000は払えそうです。

 

むしろ、いい歳になってきましたから、そういういざという時の為の選択肢カードを増やす意味でも行かなきゃならんですね。

 

ありがたいことに飲食バ先の社員さんによく勉強として連れて行ってもらってはいるので上手いこと使い分けというかカバーできてはいますけど。

 

いやー、あのー、集団とかは苦手なので厳しいですが、私含めて2人か3人で交流はしてみたいです。ヨウジ着てる人で。

 

リアルな声を聞いてみたいし、まぁこういう記事の感想も聞きたいし。

 

このブログ起点でそういうのできたら嬉しいなぁ。

 

Twitterも開設してますのでブログにコメントは難易度高かったとしてもそっちでお気軽にご連絡下さいませ。

 

あっ、あと購入品紹介は基本的にはプロパー購入品はリアルタイムで更新して、中古購入品は更新しないか前みたいに1年間の総括でまとめて紹介にする予定ですので。

 

それでは。

 

 

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