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猫カフェ体験記

こんにちはSOです。

 

体験記とは銘打ちましたが、ヨウジ、ダーツシリーズとは別なのでその点はスルーしてください(笑)。

 

普通に単発物の予定です。

 

ずーーっと、ネコ好きとして猫カフェなるものに足を運びたいとは思っていたのですが、「男1人」で行くという点への懸念が拭い切れず、近くの野良猫を遠くから見るだけの生活を過ごしていました。

 

が、とある女性の知り合い(年齢10差)の方と色々あって猫カフェへ行くことになったので、私のような気持ちを抱いていた人への参考情報になれればなと(まぁ過去の自分に向けて的な)。

 

ちなみに、ここ1ヶ月ほどで3店舗まわりました。

 

全て1時間の滞在です。

 

まず初めて訪れた店舗はいかにも猫カフェとして想像通りのしっかりとした設計の作りでした。

 

カフェ要素としてはこの店ではカップ式の自販機がいくらでも飲み放題でした。

 

割と広々としていて、空間ごとにテイストの違う作りになっており(和室、洋室、石畳など)、それらが壁なしで一体化した感じ。

 

ただ、お客さんが6〜10人ほどいたので、それぞれが座るスペースは必然的に決まる感じ。

 

気になる猫がいても、動いた先には他のお客さんがいるし、座ったスペースに来る猫を愛でる感じ。

 

しかし、肝心の猫が人に興味関心がないのか触ろうとするとスルッと避けて逃げる逃げる…(苦笑)。

 

近くまでは全然来るんですが置物や障害物としてしか見てない感じ。

 

あれ?猫ってこんなだったっけ?という違和感はありましたね。

 

人懐っこい野良猫も、猫を飼ってる友人の家のも、寄ってきて頭を擦り付けてくるアレが好きなんだがなぁ。

 

猫は色んな種類が10〜15匹ほどおり、年齢が高いのかだいぶ大きな子ばかり。

 

良い意味でも悪い意味でもあるのが、すんごい美猫揃い。

 

毛並みはもちろん、目が大きくクリクリしていて、欠損がない感じ。

 

野良猫や友人宅の猫とは別物という感想です。

 

初訪店ということもあり(知人女性も)、店内での立ち居振る舞いを察すべく15〜20分ほど座って眺めていると1人のお客さん(10代っぽそう)がおやつ券を行使。

 

猫に人気のスティック型舐めとりおやつであるチュールを与えるのですが、どの猫も寄ってく寄ってく。

 

がめつく二足立ちになりながらチュールに噛み付いてるのとか、遠巻きなものの移動するたびにずっと付いていくのとか性格も違うんですね。

 

文句とかではないんですけど、おやつ券は限られた短い時間でいろいろな猫と触れ合える素晴らしい権利であると同時に、他の人たちと触れ合う猫を強制召集してしまう強い力であるのと、あくまで猫はおやつにしか興味がないという事実がそこにはあって。

 

後者は与えずともそうなので良しとして、問題なのは前者。

 

これはその場に行かずして理解するのは難しいかもしれませんが、お客さんそれぞれが絶妙な距離を取って近くの猫を愛でる空間において、その猫たちが一か所に集まるとどうなるか?

 

視線を一か所に向けざる得なくなるわけです。

 

もちろん、全頭が向かうわけではないですが、気づいた猫は大概向かう。

 

その場に近づくのも変だし、勝手に写真を撮るのも変だし、違う方向を向くのも変だし、「圧倒的手持ち無沙汰感」。

 

打開するには近くのお客さんと話すか(まぁ複数人来店時はなんとかなるかもだが)、餌をあげている人に話しかけるかしかない。

 

1人来店のおじさんのお客さんとかは結構気まずそうにしてましたね。

 

子供とか家族連れの方は子供が無邪気に反応するので共感したり制したりで難を逃れていました。

 

さて、それも尽き、その日は終盤に訪店したということで他のお客さんが続々と退転し、私たち含め4〜6人になり、移動がスムーズに可能になったのでいろいろな猫と触れ合いに行きました。

 

が、やはり避けられる。

 

避けない猫は大概寝てる。

 

というか、5〜7割は寝てる猫ばっかり…。

 

恥を忍んでおもちゃ(猫じゃらしや釣竿的な)を手に取るものの、大人猫なこともあってか無反応。

 

まぁ、こりゃおやつに手を出すのも頷けますわな。

 

ということでおやつ券行使。

 

続々と群がる猫たち。

 

平等にあげようとするも強力な1匹の強欲猫によりもぎとられて終了〜。

 

四方八方を猫に囲まれる楽園かと思いきや、ただおやつしか見ていない猫たちの集まりというだけで、結構殺伐。

 

喧嘩する猫もいるし。

 

途方に暮れて残り時間は座って眺めていようと思い、ドリンクを飲んでゆっくりしていると1匹の猫がスリスリしてくるではないですか!

 

結構小柄で三毛猫的な柄をして、脚に腰にスリスリ。

 

あとはずっとその子を愛でてました(笑)。

 

尻尾の付け根をトントンして、頭をを撫でて、膝の上に座ってもらって、なんとか最後に挽回しました。

 

そんなこんなで1店舗目は終了。

 

設備やシステムはしっかりしてるし、清潔感もあったけど中のやる気問題はありました。

 

と思いきや思い出したのは、空気清浄機が3台ほど置いてあったのですが、入店時の匂いが結構キツかったのと、全ての空気清浄機のイオン補充機が空になったランプが点滅してて、そこはちゃんとしようよと思いました。

 

お値段は他の猫カフェがだいたい相場1時間1,000円のところもう少し高かったので、設備環境相応という感じでした。

 

続いて2店舗目は(別日)保護猫カフェでした。

 

保護猫っていうのはおそらく元野良猫とか飼われてたけど問題があって引き取ったとかそんなところだと思います。

 

条件が多かったり厳しいとかはあると思いますが、連れ帰ることもできるようです。

 

さて、こちらのお店は空間としては広いですが変哲もない1部屋にもう1部屋が扉付きでつながっているというだけなのでシンプルで、常に誰かしらの目には付く感じです。

 

猫の数は8匹くらい?

 

頭数少なめで、子猫もいました。

 

1店舗目と比べて避けられることはありませんが、やはり寄ってくるような素振りはほぼなし。

 

保護猫故にか、少し警戒の強めの子や怯えた様子の子も見受けられました。

 

しかしながら、前回同様1匹の子が誰にでも近寄ってはスリスリするタイプで、ずっと癒されてましたね。

 

おやつなどなしでも膝の上に乗ってきたり、甘えた声で鳴いていたりしていました。

 

子猫は案外懐っこくはなく、しかし避けるでもなく色々なものに興味津々で注意散漫という感じでした(笑)。

 

お客さんの数も4〜5人と落ち着いていて、店員さんも同じ空間で仕事をしつつ、お客さんにも声をかけていて過ごしやすい空気感でした。

 

匂いもなかったです。

 

しかし、おやつタイムに皆が寄っていくのは同じく。

 

頭数が少ないためより手持ち無沙汰感は否めませんでした。

 

また、前回もそうでしたが、子供や空気を読むのが苦手そうな子(方?)は自分が触れ合っている猫にも遠慮なく近づいて触ったりおやつを与えたりするので、なんとも言えない場面は何度かありました。

 

まだ小さい子であればそれが会話のタネになったりするのですが、純真?な10代前半くらいのそれなりの背丈の子(男の子)ですと「んんん…?」という微妙な空気に。

 

相手も猫しか見ておらずに猫に話しかけるし、こちらもその猫を撫でてるし、でも特に話すほどの距離感でも空気感でもないしっていう。

 

大人になれば察して少し話す感じはありましたね。

 

ああ、こちらはドリンクが入店時に缶ジュース1本いただけて、1時間1,000円でした。

 

店員さんのおかげもあって雰囲気は良いけどシンプルな作り故に一体感を作らないと浮く感じはあるかなといった所でした。

 

最後に3店舗目。

 

こちらは昨日行って参りました。

 

ちなみに、全て例の知人女性の方と回ってきました。

 

こちらの店舗はマンション1部屋を改装した感じで、手作り感がありました。

 

率直に少し雑というか、手抜きとも違うんだけど、カフェ感出そうとした音楽や色味なのに所々汚かったり少し残念。

 

例えば、スリッパ が100均にありそうな便所サンダルだったり、床にホコリが落ちていたり、猫の寝ている箱が段ボールだったり、張り紙が統一感なかったり、猫の写真を印刷したポスターの余白が無駄に大きかったり…。

 

まぁ、それは良しとして、割と広く、猫の頭数も多く、12〜15匹くらいいました(確かね)。

 

でも、ここもやっぱり猫側が人にあまり関心がない感じで、寄ってこない。

 

全部そうだったけど、やっぱり7割方は寝てる。

 

行った時間帯としては、1店舗目は18:00頃、2店舗目は16:00頃、3店舗目は14:00頃とズレはあるので、昼寝の時間帯だったってわけでもないとは思うんですがね。

 

広いけど遊ぶには退屈したから寝る時間が多いとかそういう理由なのですかね?

 

寝てる子をなでたり、起きてる子について行ったり、たまに付け根トントンしたりしてましたが、今回は寄ってくる子はおらずに終了でした。

 

店員さんは愛想はあるのですが、カラコン金髪で、同じ部屋の片隅でずっとスマホ触ってて、特に会話もなし。

 

空気清浄機などはなかったので若干の匂いはしました。

 

こちらはワンドリンク付き1時間1,000円。

 

てな感じですかね〜。

 

話は変わるんですけど、数日前に京都の四条河原町に行ってブラブラしてたらペットショップがあったので入ったら、店員のお姉さんに話しかけられて子猫を抱っこさせて頂けることになって抱っこしてたんですが、ぶっちゃけ猫カフェよりその数分の方が満足度は高かった気がしますね。

 

というのも、訪れた3店舗とも「無理やりの抱っこ」は禁止されている規則なので、基本的に抱っこはできないんですよね。

 

そばに行って撫でるだけ。

 

これが思ってるより素っ気ない。

 

「飼ってないけど猫好き」な方で猫カフェ未経験の方の猫に対するイメージのままで向かうとガッカリ感は否めない気がしますね。

 

いや一概には語れないけど、3店舗巡っての体験談としてはね。

 

学びとしては、

・男1人は空気感としてキツい

・猫や店より他のお客さんとの距離感に気を遣いがち

・おやつは使えば強力、反面使われると弱い

・猫を見れれば、少しでも触れられればというわけではなないのであればガッカリする可能性は高め

・店員さんと仲良くなれたら居心地は増しそう(2回目以降も含めて)

です。

 

今後もまた店舗開拓していく予定なのでまた報告します。

 

それでは。

 

 

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夢見猫